大学生になるとパソコンは必需品と言えます。
ほとんどの大学には学生共用のPCがあり、大学からパソコン必須の指定ない限りマイPCが必ずしも必要というわけではないです。
ただ、PC使うためにわざわざ大学に行くなんてことしたくないですよね。使いたい時すぐに使える方がいいですよね?
利便性を考えるならマイPCは持っておくべきだど思います。
PCを持っておくべきと言われても、PCについて詳しくなければ、
- どれを選べばいいか分からない
- 安い方がいいけど、ちゃんと使えるのか
- とりあえず、わからないから高いの買っておけばいいや
などという感じになっちゃいますよね?
目次
どのような使い方をするのか考えて購入しよう!
- レポート
- プレゼン
- オンライン授業
- 就職活動時の使用(ビデオ通話・Webテストなど)
- 卒業論文
- ネットで調べもの
- 動画視聴
使い方を大まかに挙げるとこんな感じでしょうか。
低スペックすぎるPCでは快適に使えなくイライラするかもしれません。
また、学部や専攻によっては専門ソフトを使って作業することもあります。そうのような場合はしっかりとした性能のPCが必要になることも。。。
いずれにしても、自分の使い方にあったPCを選ぶことが重要です。
デスクトップPC・ノートPCどちらにするか
持ち運びを考えている場合
学校やお洒落なカフェなんかに持って行って使いたいという方はノートPC一択です。ただし注意点として、14、15インチになってくると大きさ・重さは持ち運びに不向きになってきます。
持ち運びを考えている方は、13インチ程度のモバイルノートPCにすることをおすすめします。
持ち運びを考えていない場合
自分のPCは自宅で使用し、学校でPCを使いたい時は「学生共用のPCで問題ないよー」という方は
14、15インチ〜のノートPCまたはデスクトップPCの選択です。
下宿生や一人暮らしの方は部屋にデスクトップPCがあると邪魔になるという方も多いと思います。なるべく場所を取りたくないという方には14、15インチ〜のノートPCがおすすめです。

画面サイズは大きい方が見やすくて作業効率も良くなるよー。
自分の使い方に合うスペックを選んでいく
- OS[Windows/Mac/chrome OS]
- CPU
- メモリ
- ストレージ[HDD/SSD]
- バッテリー駆動時間(*ノートPC)
PCを選ぶ際に上記のことをしっかりと押さえる必要があります。
OS[Windows/Mac/Chrome OS]を選ぶ
OSはコンピューターを動かすための基盤となるソフトウェアのことです。
MicrosoftのWindowsやAppleのMacというのはパソコンに詳しくない人でも1度くらいは聞いたことあるかと思います。最近はGoogleのChrome OSの人気がありMacユーザーより多くなったとか。
Windows/Mac/chrom OSはどう違うのか?
端的に言うと機能や操作方法などに違いがあるということです。(スマートフォンとiPhoneでは使い勝手が異なるという感じ)
違いがあると言っても、PCであることに変わりはないので、動画を見たりインターネットで検索したりという基本的なことの違いはありません。
大学の推奨するPCで言えば、Windowsが多いと思います。特にこだわりがないなら、一般的な 「Windows」を選んでおけば間違いないです。
CPU(プロセッサー)
PCは大まかに3種類に分けられてます。
- ハイスペックモデル 10万円前後〜
- ミドルスペックモデル 5〜10万円前後
- エントリーモデル 〜5万円前後
といった感じです。(あくまで目安であって、メーカーなどによって違いはある。)
PCの性能に大きく関わっているのがCPUで、人間でいうと頭脳です。当然のことですが、性能のいいものは値段が高くなります。
CPUはIntel製がほとんどでしたが、最近はAMD製のCPUも増えてきました。現在販売されているPCの多くは下記表のCPUが使われています。
Intel | AMD | 性能 |
---|---|---|
core i7 | Ryzen7 | 高 |
core i5 core i3 | Ryzen5 Ryzen3 | 中 |
pentium celeron | 低 |
で、どれを選べば良いの?って話ですが、
core i3/i5・Ryzen3/5がおすすめです。
core i7やRyzen7は高スペックですが、一般的な使用ではそんな高スペックは必要ないかと思います。
専門的なソフトを使うなど学部や専攻によってはハイスペックなPCが必要な場合はあります。そういった場合は、事前に大学側から「どういったPCが必要なのか」指定があるはずです。その指定に従って選べば問題ないかと思います。
ネットサーフィンや文書制作くらいなら、celeronやpentiumなどの低スペックでも問題ないです。ただ、オンライン授業などとなると少し厳しいかもしれません。
例えば、最近よく耳にするWEB会議サービスZoomでは推奨されるのはcore i3・Ryzen3以上となっています。

パソコンは高価なモノ。価格はできるだけ抑えたいですよね。。。
価格を抑えたいなら、Ryzenがおすすめです。
coreと同等・それ以上の性能であるにもか変わらず、Ryzen搭載PCはcore搭載よりも2,3万円程度は低価格になっています。
CPUは出来るだけ新しいものを選びましょう。
- coreは8世代(8000番台)〜10世代(10000番台)
- Ryzenは3世代(4000番台)
を搭載したものが主流です。(2021年3月現在)
メモリ(RAM)
メモリ(RAM)はPCの処理したデータ等を一時的に記憶するものです。一般的に机の大きさ・作業スペースに例えられます。
メモリ容量が大きければ、複数のソフトを同時に使用しても重くなりません。
4GB/8GB/16GBのメモリが主流で、値段の安いPCには大体4GBのメモリが搭載されています。
文書制作やネットサーフィンなどの最低限度の軽作業であれば4GBで問題ないです。また、Zoomの推奨も4GBとなっています。ただ、複数のソフトを同時に使用する場合(word等で文書制作しながら、インタネットで複数のタブを開いて情報集めなど)はメモリが不足する可能性があり、おすすめはしません。
コストを重視して4GBを選択してもいいと思いますが、快適さを求めるなら8GBがおすすめです。
迷った場合は8GBにしましょう!
ストレージ(ROM)
ストレージ(ROM)はデータを保存しておく場所です。
ストレージにはHDDとSSDがありますが、最近のPCのほとんどはSSDを搭載しています。ここは迷わずSSDを選択しましょう。
HDD | SSD | |
メリット | 容量が大きくても安価 | 起動が速い 衝撃耐性がある 消費電力が少ない 発熱が少ない 軽い |
デメリット | 起動が遅い 衝撃に弱い 消費電力が多い 高温になる 重い | 価格が高め |
基本的にストレージは大容量に越したことはないです。
しかしながら、大容量になればコストも要します。128GBもしくは256GBあれば十分です。
もし容量が足りないとなれば、クラウドサービスや外付けのHDD/SSDを利用するという手もあります。容量は後から対処法があるので、欲張らずにコストを抑える方に重点を置くといいと思います。
バッテリー駆動時間
ノートパソコンの場合バッテリー駆動時間も確認しておきたい項目です。自宅で使用する場合は電源を確保出来るので、そんなに気にしなくてもいいと思います。
しかし、持ち運びを考えている方は1日中使用できるかどうか気になりますよね。バッテリー駆動時間は最低でも10時間以上欲しいところです。
実際に使ってみると分かるのですが、基本的にバッテリーはメーカーの公称値ほど持ちません。実際の駆動時間は少し少なめに見積もって置くことが大事です。
バッテリーは使用しているうちに劣化し、駆動時間が本来より短くなってきます。少しでもバッテリーの寿命を延ばすために、
- 充電しながらの使用
- 充電しっぱなし(過充電)
- バッテリー残量0%での放置(過放電)
このようなことに気をつけましょう。
まとめ
PCに詳しくない方という方は、
- CPU
- メモリ(RAM)
- ストレージ(ROM)
最低限この3つを理解しておけば、自分の使い方にあったパソコン選びができると思います。
この記事では、PCを選ぶ時のポイントについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。