iPadで文書作成する場合、
主にこの3つが選択肢になってきます。
この記事では、「Word」「Pages」「ドキュメント」それぞれの特徴についてまとめています。
Wordの特徴

iPadで「Word」を利用する方法は2パターンあります。
- App Storeからインストールする「iOSアプリ版 Word」
- Safariなどのブラウザを利用する「Web版 Word」です。
「iOSアプリ版 Word」

〈iOS版「Word」の特徴〉
無料版は機能が制限されている
無料版では「画面サイズが10.1インチ以下」の場合に限り文書の作成・編集が可能です。
ただし、機能はかなり制限されます。
10.1インチ以下 | 閲覧/簡易編集 | 文書の作成・編集は一応できるが、機能はかなり少ない |
10.2インチ以上 | 閲覧のみ | 文書の作成・編集ができない |
簡易編集の詳細な機能についてはこちら→「Word Mobile 機能比較表」
ちなみに、現在販売されているiPadでは「iPad mini」のみが、簡易編集に対応しています。
現在販売中のiPad | 画面サイズ |
---|---|
iPad(第9世代) | 10.2インチ |
mini(第6世代) | 8.3インチ |
Air(第5世代) | 10.9インチ |
11インチPro(第3世代) | 11インチ |
12.9インチPro(第5世代) | 12.9インチ |
「Web版 Word」

〈Web版「Word」の特徴〉
「Web版 Word」の利用する手順


Web版のofficeを使うには、Microsoftアカウントが必須になります。
アカウントを持っている場合は「サインイン」、持っていない場合は「サインアップ」を選択し、Microsoftアカウントを登録しましょう。

「Wordのアイコン」をタップすると、以下の画面になります。


Googleドキュメントの特徴

Googleドキュメントは、Googleアカウントに登録することで利用できる文書作成ツールです。
Googleドキュメントで作成したデータは「Googleドライブ」に自動保存されます。この「Googleドライブ」というのは、Googleアカウントに登録することで、誰でも無料で15GB利用可能です。
iPadでGoogleドキュメントを利用する方法は、「Word」と同様に2パターンあります。
- iOSアプリ版
- ブラウザ版(Web版)
iOSアプリ版 Googleドキュメント

「iOSアプリ版Googleドキュメント」はルーラー(目盛り)が使えないなど、機能は若干少なめです。
とはいっても「文字を打ち込む、箇条書き、文字の大きさを変える、文字を太くする」など基本的なことは問題なくできます。
ブラウザ版 Googleドキュメント

「ブラウザ版 Googleドキュメント」は機能が充実しているため、かなり本格的な文書作成ができます。
ただし、オフラインでの編集ができません。
iPadで「Googleドキュメント」を利用する場合は、機能が充実した「ブラウザ版」と、オフラインでも編集可能な「iOSアプリ版」を使い分けるのがおすすめです!
iPadで【ブラウザ版】Googleドキュメントを利用する方法
タップすると、以下の画面が表示されます。

「アプリ版」が起動してしまう場合は、「ドキュメントに移動」を長押し→「新しいタブで開く」をタップすると、「ブラウザ版」を開くことができます。

同じ画面が表示される場合は、おそらくモバイルサイトが読み込まれている状態だと思われますので、「PC版サイトをリクエスト」をしてみましょう。


ログインが完了すると、

こんな感じで、ブラウザ版のGoogleドキュメントが利用できます。
こちらの URL「https://docs.google.com/」からブラウザ版Googleドキュメントにアクセスできます。
Pagesの特徴

PagesはiPadに最初からインストールされている文書作成アプリです。
削除してしまった場合でも、App Storeから再ダウンロードできます。

〈Pagesの特徴〉
Pagesの機能は「アプリ版Googleドキュメント」とほとんど変わりませんが、ルーラー機能がついているなど、より綺麗で見やすい文書を作ることができます。
文書作成ツールを無料でも満足できる!
文書作成ツールは、基本的に無料で使えるものがオススメです。
理由としては、
- 無料でも、有料並みの機能が使えるツールがある
- 文書は容量をそこまで消費しない
という点が挙げられます。
文書作成ツールの機能差
機能が充実している順に並べて見ると、以下になります。(あくまで個人的な見解)
1位 | ブラウザ版 ドキュメント(無料) iOSアプリ版 Word 「サブスク版」(有料) |
2位 | Web版 Word(無料) |
3位 | Pages(無料) |
4位 | iOSアプリ版 ドキュメント(無料) |
5位 | iOSアプリ版 Word 「無料版」(無料) |
文書の容量消費は少ない
文書が消費する容量は、写真や動画などと比べれば微々たるものです。
なので基本的には、オンラインストレージの無料利用できる容量「Googleドライブ(15GB)、OneDrive(5GB)iCloud(5GB)」でも十分足ります。
もし容量が増えてきた場合は、データを消去・移動させればいいだけです。
まとめ
iPadの文書作成ツールは、無料で利用できるもので十分。
本格的な文書の作成なら、
が機能充実でおすすめ!
下書きや考えをまとめる程度のライトな使い方なら
- Pages
- iOSアプリ版 Googleドキュメント
がオフライン編集可能でおすすめ!