目次
発売日
2024年2月15日 発売!
OPPO製スマホのシリーズ
現在(2024年2月)日本で販売されているOPPO製スマホは「Find X」「Reno Pro」「Reno A」「A」という4つのシリーズに分かれており、それぞれスペックや価格帯が異なります。
Find X | ハイエンド | |
---|---|---|
Reno | Pro | ミドルハイ |
A | ミドルロー | |
A | ローエンド |
「OPPO A79 5G」は、Aシリーズなのでローエンド(エントリーモデル)のスマホという事になります。
OPPO A79 5Gのスペック
OPPO A79 5G | |
---|---|
デザイン | |
長辺 | 160mm |
短辺 | 76mm |
厚さ | 8mm |
重量 | 193g |
本体カラー | グローグリーン ミステリーブラック |
システム | |
OS | ColorOS |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020[GPU:Mali-G57 MC2] |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
外部メモリ | microSDXC (最大1TB) |
ディスプレイ | |
パネル | 液晶 |
画面サイズ | 6.7インチ |
解像度 | 2400×1080 |
画素密度 | 391ppi |
色域 | 96% NTSC |
色深度 | 約1670万色 |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
輝度 | 通常480nits 最大680nits |
カメラ | |
アウトカメラ | [広角]約5000万画素(F1.8、画角77°) |
[深度]約200万画素(F2.4、画角89°) | |
インカメラ | 800万画素(F2.0、画角80°) |
バッテリー・充電 | |
バッテリー容量 | 5000mAh(19.35Wh) |
急速充電 | 33W SUPERVOOC (最大33W) |
接続・通信 | |
SIM | デュアルSIM・eSIM対応 [nanoSIM+nanoSIM/nanoSIM+eSIM] |
NFC | Type-A・Type-B・FeliCa(Type‐F) |
コネクタ | USB Type‐C |
USB規格 | USB2.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac(Wi-Fi6非対応) |
Bluetooth | バージョン:5.3 コーディック:SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
その他の機能・仕様 | |
生体認証 | 側面指紋認証・顔認証 |
防塵防水 | IP54 |
サウンドシステム | ステレオスピーカー 3.5mm イヤホンジャック ハイレゾ(対応イヤホン使用時) |
デザイン
本体サイズ | 約160 × 76 × 8 mm |
---|---|
画面サイズ | 約6.7インチ |
画面占有率 | 91.40% |
重さ | 約193g |
本体カラー | グローグリーン ミステリーブラック |
「軽量でスリムなボディ」「6.7インチの大画面」「画面占有率91.40%のスリムなベゼル」が特徴。本体カラーはグローグリーン・ミステリーブラックの2色。エントリーモデルながらも安っぽさを感じさせないデザインとなっています。
OS
ColorOS 13[Android13ベース]
「ColorOS」はAndroidをより使いやすくカスタムしたOPPO独自のシステムで、純正のAndroidにはない機能やデザインが追加されています。
チップセット
MediaTek Dimensity 6020
[GPU:Mali-G57 MC2O]
前モデルOPPO A77に搭載されていた「Helio G35」からは大幅な性能UP。ワンラン上位のミドルローレンジモデルOPPO Reno9 Aに搭載されている「Snapdragon695 5G」との性能差も小さくなっています。
Helio G35 | Dimensity 6020 | Snapdragon695 5G | |
---|---|---|---|
OPPO A77 | OPPO A79 5G | OPPO Reno9 A | |
Antutu | 131844 | 367388 | 411374 |
Geekbench | マルチ:993 シングル:180 | マルチ:1996 シングル:648 | マルチ:2002 シングル:679 |
3DMark | 119 | 1121 | 1211 |
メモリ(RAM)・ストレージ容量(ROM)
メモリ:4GB
ストレージ:128GB
メモリ容量4GB・ストレージ容量128GBとエントリーモデルとしては妥当なところです。ちなみに、メモリはRAM拡張機能*により最大+4GBまで拡張できるため、アプリの起動や読み込みなどでよりスムーズな動作が期できます。
RAM拡張機能
ストレージ[ROM]の空き容量が十分確保されている場合、その一部を使用してメモリ[RAM]を拡張できるという機能。ただし、応答速度はRAMの速度とは異なる。
ディスプレイ
ディスプレイの仕様 | |
---|---|
パネル | 液晶 |
画面サイズ | 約6.7インチ |
解像度 | 2400×1080 |
画素密度 | 391ppi |
色深度 | 約1677万色表示 |
色域 | 96% NTSC |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
輝度 | 通常480nits 最大680nits |
解像度
ディスプレイに並んでいる画素(ピクセル)の数を示すもので、一般的に「横のピクセル数×縦のピクセル数」で表示されます。
代表的なものとしては以下のようなものがあります。
- FHD:1920×1080
- WUXGA:1920×1200
- WQHD :2560×1440
- WQXGA:2560×1600
- 4K:3840×2160
- 8K:7680×4320
「FHD+」のように「+」がついている場合は「それよりも大きい解像度」という意味になります。
画素密度
画素密度(ppi)は[PixelsPerInch]の略で、1インチあたりの画素数のことを指します。よくスマホやタブレットなどの小型ディスプレイの画質評価に使われており、基本的にこの値が高いほど、より細やかで鮮明なディスプレイ表示が可能となります。
色深度
ディスプレイの色深度は、そのディスプレイで表現できる色の数を表しており、色深度が高ければ「より滑らかなグラデーション」や「細かい色の変化」を表現できます。
基本的には「約1670万色表示」か「約10億色表示」のどちらかになります。
色深度 | 表示できる色の数 |
---|---|
8bit(24bit) | 1677万7210色 |
10bit(30bit) | 10億7374万1824色 |
ちなみに、「8bit=28=256色」「10bit=210=1024色」であるのに、「8bit(約1677万色)」や「10bit(約10億色)」と表記される場合がありますが、これはおそらく「3つのカラーチャンネル(赤,緑,青)が、それぞれ8bitずつもしくは10bitずつ色を表現できる」という意味を含んでいるためです。
つまり、
- 8bit表記の場合
- 10bit表記の場合
ということになります。
色域
ディスプレイの色域は、そのディスプレイで再現できる色の範囲を指します。
色の再現範囲を示す指標としては、代表的なものは以下になります。
「Adobe RGB・NTSC・Display P3・DCI-P3」では、色の再現できる範囲が「sRGB」に比べ30%程度広く、より鮮やかなディスプレイ表示が可能です。
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に表示できる画像の更新回数を示す指標で、単位をヘルツ(Hz)で表します。例えば、リフレッシュレートが60Hzの場合は、1秒間で最大60回更新されていることになります。
リフレッシュレートが高いほど、バッテリー消費は激しくなりますが「画面のスクロールが滑らかになる」など画面表示が滑らかになる。
「画素密度:391ppi」「色域:NTSC 96%」「リフレッシュレート:最大90Hz」などの仕様は、エントリーモデルとして十分過ぎる仕様と言えます。
カメラ
アウトカメラ | [広角]約5000万画素(F1.8、画角77°) |
---|---|
[深度]約200万画素(F2.4、画角89°) | |
インカメラ | 800万画素(F2.0、画角80°) |
撮影モード
〈アウトカメラ〉
写真、動画、夜景、エキスパート、パノラマ、ポートレート、タイムラプス、スローモーション、テキストスキャナー、エキストラHD、ステッカー、Google Lens
〈インカメラ〉
写真、動画、パノラマ、ポートレート、夜景、タイムラプス、AIビューティー、 露出補正
ビデオ撮影
〈アウトカメラ〉
1080P/720P:30fps
〈インカメラ〉
1080P/720P:30fps
バッテリー
バッテリー容量 | 5000mAh(19.35Wh) |
---|---|
急速充電 | 33W SUPERVOOC、PD‐PPS(33W) |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
充電時間 | 約74分(約30分で残量50%以上まで充電可能) |
バッテリーは5000mAhと大容量で、動画再生約12時間・音楽再生約32時間と長時間の使用も安心です。また、最大33Wの急速充電に対応しており、約74分でフル充電ができます。
生体認証
側面指紋認証と顔認証に対応
防塵防水
IP54
防塵性能「IP5X」は「粉塵が内部に侵入することを防止し、若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない」ことを、防水性能「IPX4」は「いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない」ということを意味します。
付属品と関連アクセサリ
付属品
ケーブルや充電器は付属していません
関連アクセサリ
OPPO 79A 5G専用の純正アクセサリ(保護ケースや保護フィルム)は、現時点で販売されていません。
価格
OPPO直営ショップでの価格は2万9000円(税込)。
直営ショップ以外に正規販売店もあり、こちらの方が安くなっている場合も多いので、購入の際は比較してみてください。
ライバル機種「Redmi 12 5G」との比較
価格やスペック面から「OPPO A79 5G」のライバル機種は、Xiaomiの「Redmi 12 5G」になってきます。
OPPO A79 5G | Redmi 12 5G | |
---|---|---|
発売日 | 2024/2/15 | 2023/10/6 |
価格 | 2万9000円 | 2万9800円 |
付属品 | 保護フィルム(貼付済み) | 保護フィルム(貼付済み) ソフトケース |
デザイン | ||
長辺 | 160mm | 169mm |
短辺 | 76mm | |
厚さ | 8mm | 8.2mm |
重量 | 193g | 200g |
本体カラー | グローグリーン ミステリーブラック | ミッドナイトブラック ポーラーシルバー スカイブルー |
システム | ||
OS | ColorOS | Android(MIUI) |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 [GPU:Mali-G57 MC2] | Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2 [Adreno 613] |
メモリ | 4GB | 4GB/128GB 8GB/256GB |
ストレージ | 128GB | |
ディスプレイ | ||
パネル | 液晶 | |
画面サイズ | 6.7インチ | 6.8インチ |
解像度 | 2400×1080 | 2480×1080 |
画素密度 | 391ppi | |
色深度 | 約1670万色表示 | |
色域 | 96% NTSC | 70% NTSC |
リフレッシュレート | 最大90Hz | |
輝度 | 通常480nits 最大680nits | 最大550nits |
カメラ | ||
アウトカメラ | [広角]約5000万画素(F1.8) [深度]約200万画素(F2.4) | [メイン]約5000万画素(F1.8) [深度]約200万画素(F2.4) |
インカメラ | 800万画素(F2.0) | 500万画素(F2.2) |
バッテリー・充電 | ||
バッテリー容量 | 5000mAh | |
急速充電 | 33W SUPERVOOC(最大33W) | PD・QC(最大18W) |
接続・通信 | ||
NFC | Type‐A/Type-B/Felica(Type-F) | |
SIM | デュアルSIM対応[nanoSIM+eSIM/nanoSIM+nanoSIM] | |
コネクタ | USB Type‐C | |
USB規格 | USB2.0 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wi-Fi6非対応) | |
Bluetooth Ver. | 5.3 | 5.0 |
その他の機能・仕様 | ||
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 | |
防塵防水 | IP54 | IP53 |
サウンドシステム | ステレオ | モノラル |
3.5mmイヤホンジャック ハイレゾ対応 |
チップセット性能は「Redmi 12 5G」が圧倒!
「Redmi 12 5G」に搭載のチップセット「Snapdragon 4 Gen 2」の方が、「OPPO A77 5G」に搭載の「Dimensity 6020」よりも高性能です。
Dimensity 6020 | Snapdragon 4 Gen 2 | |
---|---|---|
Antutu | 367388 | 544373 |
Geekbench | 1966/648 | 3086/816 |
3DMark | 1121 | 2389 |
Snapdragon 4シリーズ(400番台)は、エントリーモデル向けのシリーズとなっています。ただし、現状「Snapdragon 4 Gen 2」はミドルレンジ並の性能と言ってもいいです。
仕様や機能は「OPPO A77 5G」が優勢!
NTSC96%の高色域ディスプレイ・最大33Wの急速充電・ステレオスピーカー搭載など細部の仕様は「OPPO A77 5G」の方がしっかりしており、使用感も良いと言えます。
まとめ
「OPPO A77 5G」はエントリーモデルであるものの、ディスプレイやカメラの仕様も上等で、最大33Wの高速充電やステレオスピーカー搭載など細部まで気を配った仕様となっています。また、デザインも安っぽさがなくいい感じです。
主な用途としては「電話・メール・Webサイト閲覧、YouTubeなどの動画視聴、SNSの利用、軽めのゲーム」などで、大容量バッテリー搭載のため長時間の使用も問題ありません。
低価格帯スマホの選択肢としては、かなりオススメ度が高いです!!