【iPad用保護フィルム】の種類&それぞれの特徴、用途に合わせたフィルム選びを解説!

「iPad フィルム」で検索すると、低反射・アンチグレア・ペーパーライク・指紋が付きにくい…などの売り文句がいっぱい出てきます。

ですが、違いがよく分からないので「1番安いやつでいいや」ってなってませんか?

それ、失敗かもしれませんよ…。

この記事でわかること
  • iPad用保護フィルムの種類とその特徴
  • iPadの各用途にあったフィルムはどれか

iPad用の保護フィルムを選ぶポイント

  1. 非光沢タイプ/光沢タイプの選択
  2. ガラス製/PET製の選択

用途に合わせて①②を選択しましょう!

非光沢タイプと光沢タイプの違い

まずは「非光沢タイプ」と「光沢タイプ」どちらにするかを決めまていきます。

非光沢タイプの特徴

非光沢タイプ(=アンチグレア、ノングレア、反射防止)のフィルムは、表面が細かい凹凸状になっており、サラサラとした質感をしています。

利点
  • ギラつき・映り込み・反射を抑える
  • 指の滑りがいい(手汗をかいても指が引っかからない)
  • 指紋が付きにくい/目立たない
欠点
  • 画面が少し曇った感じになる
  • 人によっては目が疲れる

非光沢(アンチグレア)はどんな人に向いてる?

  • iPadを屋外で使うことが多い人
  • 指紋の汚れが気になる人
  • ゲームをよくする人

非光沢タイプは、反射や映り込みを低減してくれるため、特に「屋外でiPadを利用する人」にとっては強い味方となります。

また、指紋の汚れが目立ちにくく、画面を拭く作業はほとんど必要ないので、「キレイ好きな人」や「ずぼらな人」にもピッタリです。

「iPadでゲームをよくする人」は、手汗などで指の滑りが悪くならないように非光沢フィルムを使用するか、もしくは指サックを利用するのもおすすめです。

光沢タイプの特徴

光沢タイプ(=グレア、クリア)のフィルムは、表面がツヤツヤしています。このツヤツヤの表面が以下のメリット・デメリットをもたらします。

メリット
  • 非光沢(アンチグレア)に比べ、透明度が高く画質が悪くならない
デメリット
  • 反射や映り込みを低減できない
  • 指の滑りがよくない
  • 指紋が付きやすく、よく目立つ

光沢(グレア)はどんな人に向いている?

  • 動画の視聴が多い人
  • 動画や画像を編集する人

基本的に光沢(グレア)は「画質を重視する」場合の選択になります。

例えば、動画や映画の視聴では「綺麗な映像を楽しみたい」、動画編集や画像の加工などで「正しい色調を見る必要がある」などという場合、光沢(グレア)タイプがおすすめです。

光沢(グレア)にも「指紋がつきにくいもの」があるが…

光沢(グレア)フィルムの中には「指紋がつきにくいコーティングを施している」「撥油コーティングがされている」と書かれている製品も多いです。

しかし、このようなコーティングは完全に指紋を防ぐわけではありません。

効果としては、指紋が少し付きにくくなり、指紋が拭き取りやすくなる程度です。

また、このコーティングは通常の使用や経年劣化で効果が薄れていくため、やはり指紋が付くのを防ぎたい場合は、非光沢(アンチグレア)タイプをおすすめします。

ガラス製とPET製の違い

光沢と非光沢どちらが自分には合うのか分かれば、次はフィルムの材質に着目します。

保護フィルムの材質は、ほとんどの場合ガラス製PET製のどちらかです。それぞれ特徴が異なるので、自分に合った方を選択しましょう!

ガラスフィルムの特徴

ガラス製フィルムは「画面にヒビが入ったり、割れたりするのを防ぐ」という点で、非常に優秀なフィルムと言えます。

メリット
  • 強い衝撃を与えても液晶画面をしっかり保護できる
  • 硬度が高いので、フィルムに傷がつきにくい
デメリット
  • 厚さがあるので、視差が大きくなる
  • 強い衝撃を与えると、フィルムにヒビが入ったり割れたりする

ガラスフィルムがおすすめなのは…

  • iPadを持ち運ぶことが多い人
  • 保険的な感じで保護フィルムを貼っておきたい人

持ち運ぶ機会が多いと、それだけiPadを落としてしまうリスクも高くなります。なので、しっかりと画面の保護ができるガラスフィルムがおすすめです。

PET製フィルムの特徴

メリット
  • フィルムが薄いため、視差がない
デメリット
  • ガラス製と比べ画面を保護する能力は低い
  • 高度が低いので細かい傷がつきやすい

PET製のフィルムがおすすめなのは…

iPadを外に持ち出さない人におすすめです。

家の中で使用するのであれば、ガラスフィルムで頑丈に保護する必要性もあまりないので、視差の少ないPET製のフィルムの方が快適に利用できます。

iPad用のPET製フィルムは「ペーパーライク」がほとんど

iPad用のPET製フィルムは、そのほとんどがペーパーライクフィルムになります。

ペーパーライクとは「paper-like=紙のような・紙に似た」という意味で、文字やイアラストを書く際にフィルムなのに本物の紙に書くような書き心地を味わえます。

何で「紙のような描き心地」になるのか?

ペーパライクフィルムは非光沢(アンチグレア)タイプなので表面が凹凸状です。その凹凸上の部分にペン先が程よく引っかかることで、実際に紙に書いたような描き心地になります。

書き心地はいいですが、ペン先が削れるため定期的に交換が必要になります。

ペーパーライクフィルムが向いているのは…

  • イラスト・絵を描く人
  • iPadにノートを取る人

などApple Pencilなどスタイラスペンをよく利用する場合、ペーパーライクフィルムは結構おすすめです。

ペーパーライクフィルムは種類が豊富!

ペーパーライクフィルムには、ケント紙・上質紙などのタイプがあり、それぞれ描き心地が違います。そのため、イラストを描くのと文字を書くのでは、オススメのフィルムが変わってきます。

また、フィルムが着脱式になったのものもあります。

Amazonでペーパーライクフィルムを見る

おすすめのメーカーは?

メーカーによって品質にものすごい差があるというわけでもないので、基本的にはどこのフィルムでも問題ないです。

あえてオススメを選ぶなら、Amazonや楽天などでも人気のあるNIMASO(ニマソ)は安心して利用できます。フィルムの種類が多いのと、ガイド枠付きでフィルムを簡単に綺麗に貼れるためおすすめです。

また、ペーパーライクフィルムではエレコムベルモンドがオススメです。種類がかなり多く、自分にピッタリのフィルムを見つけられると思います。