iPadはノートだ!大学生におすすめのiPadやスタイラスペン・ノートアプリについて解説。

大学生はパソコンが必須アイテムとなりますが、加えて持っておくと便利なのがiPadです!

調べものやレポート作成といった学習面はもちろん、動画鑑賞やゲームなどあらゆる場面で活躍できます。中でも「ノートを取る」という使い方は、「紙とペンを使うよりも快適」「ノートの整理や管理がしやすい」などオススメの使い方の1つと言えます。

「スタイラスペン」と「ノートアプリ」は欠かせない!

iPadをノートとして活用したい場合、「スタイラスペン」と「ノートアプリ」は欠かせません。スタイラスペンは細かい描画や文字を書くために必要で、ノートアプリにはノートを効率よく取るための便利機能が多数搭載されています。

おすすめのスタイラスペン

おすすめのスタイラスペンは以下になります。

  1. Apple Pencil
  2. 3000円程度〜のサードパーティ製品

iPadとの相性を考慮すると、もちろんApple Pencilがおすすめです。ただし、Apple Pencilはかなり高額なので、無理をしてまで買う必要はありません。ノートを取るだけなら、お手頃価格で購入できるサードパーティ製品でも特に問題ありません

Apple Pencil対応機種(販売中)価格(税込)
第1世代iPad(第9・10世代)
1万4880円
第2世代mini(第6世代)
Air(第5世代)
Pro11インチ(第4世代)
Pro 12.9インチ(第6世代)
1万9880円
USB‐CiPad(第10世代)
Air(第5世代)
Pro11インチ(第4世代)
Pro 12.9インチ(第6世代)
1万2880円
Apple Pencil 価格と対応機種 (2024年2月時点)

おすすめのノートアプリ

ノートアプリは「有料(有料版)」のものがおすすめです。もちろん無料でも優秀なものはありますが、有料の方が圧倒的に多機能で使いやすくなっています。サブスク化などで値上がりしつつありますが、そこまで高額でもないので、購入しても損はないと思います。

おすすめの有料ノートアプリは?

GoodNotesnoteshelfNotabilityなどが人気でおすすめ!

ノートアプリ価格備考
年間一度限りの購入
GoodNotes1350円4080円無料版ではノート3冊まで利用可能
noteshelf1500円
Notability1480円無料版でも充実の内容
202年10月時点

有料ノートアプリの機能は、基本的にどれも似たようなものです。そのためノートアプリを複数持つ必要はありません。どれか1つあれば十分です!

どれにしようか迷った場合は、GoodNotesでいいと思います。

出典:Apple

こんな感じで、iPad(第9世代)の概要ページに、GoodNotes5の画像が載ってたりするんですよねー。

ノートアプリは便利機能がいっぱい!

ノートアプリには便利な機能がたくさんあります。例えば、ノートを取るときに便利な機能としては、

  • スタイタスペンを使っての手書き
  • キーボードを使ってのテキスト入力
  • 写真の貼り付け
  • 線をまっすぐ引ける
  • 図形を綺麗に描ける
  • なげなわツールで書いたものを移動させることができる

などがあり、短時間でより分かりやすいノートに仕上げられます。

また、資料や書類の管理するための機能も充実しています。

  • カメラ機能を使って紙の書類をスキャン
  • PDFファイルなど電子データの読み込み
  • スキャン・読み込みしたものを編集(文字・線入れができる)
  • キーワード検索機能

このような機能を使いこなせるようになると、もう紙のノートには戻れません。

iPadの種類について

iPadには大きく4つのシリーズ(無印・mini・Air・Pro)があります。さらに、そこからネットへの接続方式の違いよる2つのモデル(Wi-Fiモデル・Wi-Fi+Cellularモデル)、そしてストレージ容量によって細かく分かれています。

シリーズ接続ストレージ
iPad(無印)Wi-Fiモデル

セルラーモデル
64GB/256GB
iPad mini
iPad Air
iPad Pro11インチ型128GB/256GB/512GB/1TB/2TB
12.9インチ型
※2024年2月時点

現在販売中のiPadの価格(2024年2月時点)

基本的にApple Storeでは、各シリーズごとに新機種(新しい世代)が発売されると、旧機種は取り扱わなくなります。ただし、現在iPad無印に関しては、最新の10世代に加えて、旧機種の第9世代も販売されています。

iPad
(第9世代)
iPad
(第10世代)
mini
(第6世代)
Air
(第5世代)
Pro11インチ
(第4世代)
Pro12,9インチ
(第6世代)
発売時期2021/92022/102021/92022/32022/102022/10
64GBWi-Fi49,800円68,800円72,800円84,800円
セルラー69,800円92,800円94,800円106,800円
128GBWi-Fi124,800円172,800円
セルラー148,800円196,800円
256GBWi-Fi71,800円92,800円94,800円106,800円140,800円188,800円
セルラー91,800円116,800円116,800円128,800円164,800円212,800円
512GBWi-Fi172,800円220,800円
セルラー196,800円244,800円
1TBWi-Fi236,800円284,800円
セルラー260,800円308,800円
2TBWi-Fi300,800円348,800円
セルラー324,800円372,800円

おすすめのiPadは?

接続はWi-Fiモデルで問題なし!

Wi-Fiモデルは、Wi-Fiを使用してインターネット接続をするモデルです。例えば、自宅のルーターで飛ばしているWi-Fi、フリーWi-Fi、スマホのテザリング機能、モバイルルーターなどを利用してインターネットに接続します。

Wi-Fi+Cellular(セルラーモデル)は、Wi-Fiだけでなく、携帯電話回線を使用してのインターネット接続も可能なモデルです。スマホ同様にSIMさえ開通しておけば、Wi-Fiの有無にかかわらずにネット接続できます。

iPad で「ノートを取る」というのはオフライン状態でも可能なため、わざわざ高額なセルラーモデルを購入する必要はありません。また、「学内無線LAN」や「テザリング機能」を利用するという選択肢もあるので、セルラーモデルの優先度は低いと言っていいでしょう。

シリーズは…

miniシリーズはノートを取るのに不向き!

出典:Apple

iPadでノートを取りたい場合「iPad mini」は候補から外しましょう!

なぜか?

iPad miniは、画面サイズが8.3インチ(A4サイズの半分程度)と小さいため、ノートとしては使いづらくオススメできません

もちろんminiがノートとして全く使い物にならないわけではありません。

ですが、miniの良さは軽量・コンパクトで手軽に使えるという点なので、ノートというよりも手帳メモ帳としての利用がおすすめです。

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Proシリーズは予算に余裕がある人向け!

出典:Apple

金銭的に余裕のある方は「iPad Pro」にしちゃってください…。

価格は高いですが、性能・機能は最強クラスです。特に、Proのみに搭載された「Promotionテクノロジー」機能では、文字を書いたときの遅延がほとんど発生しません。

ただ、「ノートを取る」だけなら「iPad Pro」は完全にオーバースペックです。「絵・イラストを描く動画編集をする快適にゲームをしたい」などiPadをバリバリ活用したい人におすすめです。

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必要最低限なら「iPad 無印(第9世代)」

出典:Apple

iPad無印は、iPadの中で最も性能・価格が抑えられたシリーズですが、ノートを取るだけなら、iPad無印でも全く問題ありません。

価格を抑えながら、ノートとしてしっかり活躍してくれるという点で非常におすすめです。

デザイン性・使い勝手で選ぶなら「無印(第10世代)」

出典:Apple

2022年10月に発売されたiPad無印(第10世代)では、これまでのデザインや機能面が刷新され、よりスタイリッシュで使い勝手のいい無印iPadとなりました。

無印iPadとしては価格が高めになっていますが、無印(第9世代)の販売が継続されているため、第9世代→「エントリーモデル」、第10世代→「ミドルローモデル(第9世代とAir/miniシリーズのちょうど中間の性能・価格)」というように、しっかり差別化されています。

少し贅沢できるなら「iPad Airシリーズ」

出典:Apple

iPadで「ノートを取るだけ」という場合、iPad Airの優先度は低いです。

しかし、動画見たり、ゲームしたり、レポート書いたりと、iPadをノート以外にも利用しますよね?

Airは動画視聴やブラウジングなどのライトな使い方はもちろん、ゲームや動画編集といった負荷のかかる作業も難なくこなしてくれるため、幅広い層におすすめできるiPadと言えます。

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最新のiPad Air(第5世代)では、2021年モデルのiPad Proと同じM1チップ搭載と、性能がPro並みである関わらず、価格が抑えられていてコスパ最強です。

ストレージ容量は…

iPadでノートを取る場合は何GB必要?

学部や専攻によってノートや扱う資料の量も異なるので人によって変わってきますが、基本的には64GB・128GB・256GBこの3つが選択肢となります。

「データの保管場所を移動する」「必要ないデータは削除する」など上手く管理できれば、iPadの最低容量「64GB」でも十分やりくりが可能です。

とは言え、ほとんどの人がiPadをノートとして以外にも使いますよね?

例えば、ゲームアプリをプレイする場合、1つのタイトルで20GB程度が必要なものもあるため、64GBではおそらく容量が不足するでしょう。

ノート以外にもiPadを活用したい場合は、128GB256GBで余裕を持たせるのがおすすめです。

まとめ

iPadでノートを取るためにはスタイラスペンとノートアプリが必須!

スタイラスペンは、iPadと相性抜群の「Apple Pencil」がおすすめだが、ノートを取るだけなら「3000円程度のサードパーティ製品」でも問題ありません。また、ノートアプリは、GoodNotesnoteshelfNotabilityなどの有料版が多機能でおすすめ。

「ノートを取る」という用途でおすすめのiPadは「Wi-Fiモデルminiシリーズ以外64GB〜という条件となる。

ノートを取るのはオフライン状態でも可能なためWi-FiモデルでOK。また、画面サイズ小さいと作業しにくいためminiシリーズ以外がおすすめ。容量は64GBでもOKだが、ノートを取る以外にも活用する場合は128GBや256GBあると安心。