大学生になるとPCはほぼ必須アイテムとなりますが、PCに加えて持っておきたいのが「iPad」‼︎
スマホより大きな画面でPCよりも手軽に使うことができ、スマートフォンとPCの中間的な存在と言えます。
iPadは「Apple Pencil」を使って「手書き」するという作業で、スマホやPCより優れています。「Apple Pencil」の書き心地は非常に良く、遅延感がないので本物の紙に書いているかのように滑らかです。

この記事では、以下についてまとめています。
- 「iPadをノートとして使うために必要なもの」
- 「ノートとしてオススメのiPadの機種はどれか」
ノートとしてiPadを使うのに必要なのは…
大学生がiPadを何に使うか?
もちろんゲームです。
重いゲームでもサクサク動きます。スマホより画面が大きいので見やすく、スマホゲームするならオススメです!

本題に戻ります(笑)
iPadをノートとして使うには以下の二つが必要になります。
- スタイラスペン
- ノートアプリ
ノートやメモを取ったりする際に、書くもの、ペンと紙が欠かせませんよね。iPadでノートやメモをとる場合も同様に書くものが必要になります。
スタイラスペン
ちょっとしたメモ等であれば、指でiPadに文字を書いてもいいと思います。しかし、ノートを取るとなると必然的に筆記する量は増えます。なので、スタイラスペンは持っておくのがオススメです。

おすすめのスタイラスペンは…
「Apple Pencil」を持っておけば、間違いないです。また、AppleStoreでも販売されているLogicool(ロジクール)の「Crayon」というスタイラスペンもオススメです。
「Apple Pencil」には(第1世代)と(第2世代)があり、iPadの機種によって対応するApple Pencilが異なります。
価格(税別) | 対応機種 | |
Apple Pencil(第1世代) | 10,800円 | iPad 無印/mini |
Apple Pencil(第2世代) | 14,500円 | iPad pro/Air |
ノートアプリ
ノートアプリは有料のもがオススメです。無料のノートアプリでも優秀なものはあります。しかし機能面を比べれば、やはり有料のノートアプリの方が圧倒的に多機能で使いやすいです。。。

有料のノートアプリのオススメは…
人気のある有料ノートアプリ↓
- GoodNotes
- noteshelf
- Notability
ノートアプリは複数持つ必要はありません。有料のノートアプリであれば、基本的な機能は同じです。
どれにしようか迷った場合、おそらく1番人気であろう「GoodNotes」
「GoodNotes」は文字を「手書き」や「テキスト入力」ができるだけでなく、「写真の貼り付け」等も可能です。
また、「書類のスキャン・読み込み+その書類への書き込みができる」という便利な機能があります。これは、大量の「資料」や「レジュメ(プリント)」などiPadの中で管理できるということです。

大学生は大量のレジュメを扱いますからね〜。
全部ノートアプリで管理しちゃえば、「あのレジュメがない」なんてことはなくなりそう。。。
大量のレジュメをアプリに保存したのはいいものの、「探し出すのが大変じゃない?」と思った方は安心してください。
アプリ内には「検索機能」が付いており、キーワードを入力すると、そのキーワードが書かれた場所が瞬時に分かります。このキーワード検索は「手書きしたものにも対応」しています。

汚い字でも意外と見つけ出してくれましたが、汚すぎて自分でも読めないような字は、さすがに反応してくれませんでした。(笑)
Wi-Fiモデル/Cellularモデルどちらにするか
「ノートとして使うiPadどれにしようか」となった際、まず最初に選ぶべきことは「iPadをWi-FiモデルかCellularモデルのどちらにするのか」ということです。
Wi-Fiモデル
Wi-Fiモデルはインターネットに接続するためにWi-Fiが必要となります。
ノートアプリは「オフラインで使用可能」ため、基本的にはWi-Fiモデルを選べば問題ないです。また、「学内無線LAN」が使える大学がほとんどなので、学内の使用において不便はないと思います。
Cellularモデル(セルラーモデル)
セルラーモデルはWi-Fiでの接続に加えて、携帯電話会社の回線(3G/LTE/4G)の利用でもインターネット接続が可能です。価格はWi-Fiモデルよりも高くなります。
iPadをWi-Fiのない環境でインターネットに接続して、スマホのように使いたい場合はCellularモデルを選びましょう!
「格安SIM」を利用すれば、月々の使用料金を安く抑えられますが、通信速度が遅すぎて使い物にならないなんて事もあります。SIMを選ぶ際は慎重に!
ノートとしてオススメのiPad機種は…
「ノートとして使うiPadはどれがいいのか?」
各機種ごとに見ていきたいと思います。
- iPad 無印
(第7世代)(第8世代)←NEW - iPad mini(第5世代)
- iPad Air
(第3世代)(第4世代)←NEW - iPad pro 11インチ(第2世代)
- iPad pro 12,9インチ(第4世代)
iPad Pro | iPad Air | iPad mini | iPad無印 | ||
画面サイズ | 12.9インチ | 11インチ | 10.9インチ | 7.9インチ | 10.2インチ |
Wi-Fiモデル | 128GB 104,800円 | 128GB 84,800円 | 64GB 62,800円 | 64GB 45,800円 | 32GB 34,800円 |
256GB 115,800円 | 256GB 95,800円 | ||||
512GB 137,800円 | 512GB 117,800円 | 256GB 79,800円 | 256GB 62,800円 | 128GB 44,800円 | |
1TB 159,800円 | 1TB 139,800円 | ||||
Cellularモデル | 128GB 121,800円 | 128GB 101,800円 | 64GB 77,800円 | 64GB 60,800円 | 32GB 49,800円 |
256GB 132,800円 | 256GB 112,800円 | ||||
512GB 154,800円 | 512GB 134,800円 | 256GB 94,800円 | 256GB 77,800円 | 128GB 59,800円 | |
1TB 176,800円 | 1TB 156,800円 |
「iPad mini」はノートとしてはおすすめできない
ノートとして使いたい場合、「iPad mini」は候補から外しましょう。
「iPad mini」の画面サイズは7.9インチ。本体サイズはA4サイズの半分の大きさであるA5サイズ程度。これは、一般的なノートの大きさである「B5サイズ」よりも小さいです。なので、ノートとしては使いづらく、オススメしません。

手帳やメモ帳としては使いやすいよー
「iPad Pro」は予算に余裕がある人向け

金銭的に余裕のある方は「iPad Pro」にしちゃってください…
価格が高いですが、もちろん性能は最強です。
「ノートとしてiPadを使う」という場合においては、必ずしも「iPad pro」が必要というわけではありません。
- 絵・イラストを描く
- 動画を編集する
などノート以外にもバリバリiPadを活用する方には「iPad pro」がオススメです。
「iPad Air4」は値上がってしまったのが少し残念
新型iPad Air(第4世代)はiPad Air(第3世代)に比べ「性能」や「仕様」が強化され、より「iPad pro」に近づいた機種になりました。性能が良くなったのはいいのですが、「8000円」値上がってます。。。
また、Apple Pencilが第2世代のApple Pencil対応に変更となりました。

さらにコストがかかってしまうやん。。。つら
今までの「iPad Air」は価格や性能で「iPad無印」と「iPad Pro」のちょうど中間的な存在でした。しかし、「Air4」では「iPad proのライバル機種」という立ち位置になり、「安さ」というメリットがなくなったので、個人的にはあまりオススメできないです。
ただし、「iPad pro」の購入を考えていた方には、iPad Air(第4世代)という新しい選択肢が増えました。「iPad pro」ほどの高性能は必要ないという方にオススメだと思います。
「iPad無印」がオススメ!
「iPadの主な使い道がノート」である場合、おすすめは「iPad無印」です。iPad無印はiPadの中で「最も性能・価格を抑えた機種」になります。ノートとしての使い方がメインであれば、性能は「iPad無印」で全く問題ないです。

iPad無印のコスパ神すぎ問題
新しく発売されたiPad(第8世代)では「iPad Air(第3世代)」/「iPad mini」と同じ「A12 Bionic」チップが搭載され、性能が強化されました。値段はそのままで、チップが良くなった「iPad無印」は、個人的に最もコスパがいいiPadだと思ってます。
価格を抑えながら、しっかりとノートとして活躍できるという点で「iPad無印」はオススメです。
iPad無印はディスプレイに差がある
「iPad無印」の価格が、他のiPadに比べ安くなっているのには理由があります。その理由の一つが「ディスプレイ」の違いです。
主なディスプレイの違いは以下の5点になります。
- promotionテクノロジー
- フルラミネーションディスプレイ
- 反射防止コーティング
- 広色域ディスプレイ(P3)
- True Toneディスプレイ
この中で特に、
- フルラミネーションディスプレイ
- promotionテクノロジー
この2つは、ノートとしてiPadを使う場合、大きな違いになっていると思います。
フルラミネーションディスプレイ
「iPad無印」では液晶画面とカバーガラスの隙間が広いため、画面が少し奥まった感じがします。
なので、Apple Pencil等を使って文字を書いた時に、実際に書いた位置と文字が映し出される位置少しズレてしまうことがあります。
一方で、「iPad無印」以外はフルラミネーションディスプレイを採用しているため、画面の奥まった感じが全くありません。
なので、文字書いたり絵を描いたりする時、iPad無印のように「実際に書いた位置と文字が映し出される位置少しズレてしまう」ということは起こりません。
promotionテクノロジー
Promotionテクノロジーは「Pad pro」のみに搭載されている技術で、リフレッシュレートが最大120GHzになるというものです。(iPad pro以外のiPadのリフレッシュレートは60GHz)

リフレッシュレートってなんやねん。

ノート取ることに関係なさそうな気がするんやが、、
promotionテクノロジーの有無は、Apple Pencilの書き心地に関係します。promotionテクノロジー「あり」だと、ペンを動かし画面に文字を書いた際に遅延が少なくなります。
ディスプレイの差はそこまで気にならない⁉︎
「フルラミネーションディスプレイ」や「promotionテクノロジー」などiPad無印のディスプレイには他のiPadとの差はあります。しかし、個人的にはノートとしてiPadを使う場合、そこまで気にする程の差でもないと思っています。
確かにフルラミネーションでない「iPad無印」は他のiPadと比較すると、少し奥まった感じはあります。だからといって全く使いものにならないという訳ではありません。「フルラミネーション」の方が「より画面に直接書いているように感じる」というだけであって、フルラミネーションディスプレイでなくてもノートとして快適に使うことができます。
また、「promotionテクノロジー」に関しては、「ペンを素早く動かした時に遅延を感じる」だけであって、文字を書くスピードだと特に変わりないようにも感じます。

人によっては「フルラミネーション」や「promotionテクノロジー」の差をものすごく感じる場合もあるかも、、
なので、家電量販店などに行って実際触って確かめてみることをオススメします。実際に触ることでサイズ感や重さなどを確かめることができるので、購入を考えている方は、実物を見ておいて損はないはずです。
iPadをノートとして使う場合の容量のおすすめは…
- 「容量の少ないiPadを購入したが容量が足りない」
- 「大容量のiPadを購入したが容量の少ないiPadでも十分足りたので、機種代金を損した」
などと言うことは避けたいですよね?

結局iPadをノートとして使う場合は何GB必要やねん!
その答えは使う人によって変わってきます。特に、大学生は学部や専攻によってノートや扱う資料の量も異なります。ですが、基本的には256GB以上は必要ないと考えてもらえればいいと思います。
iPadの機種によって「ある容量」「ない容量」がある(上記に表あります)ので、その辺の兼ね合いも必要ですが、個人的には「iPad無印の128GB」がベストだと考えています。
「iPad無印」にはもう一種類「32GB」がありますが、「32GB」では、ほぼ確実に大学4年間分のノートは取りきれないと思います。データを他の場所に移し保存するなど上手くやりくりすることで、「32GB」でも使えなくは無いのです。しかし、ファイルの管理など面倒なのでお勧めできません。
まとめ
iPadをノートとして使うには、
- 「Apple Pencil」
- 「有料ノートアプリ」
があると便利。
ノートとして使うiPadは、Wi-Fiモデル/iPad無印(第8世代)/128GBがオススメ!

家電量販店などで実際にApple Pencilの書き心地など試して、自身が納得のいく「iPad」を決めることが大事です!!
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