2023年5月11日、Googleはスマホ「Google Pixel 7a」と「Google Pixel Fold」、タブレット端末「Google Pixel Tablet」の製品を発表しました。
目次
発売日は?
「Google Pixel Tablet」の発売日は2023年6月20日です。
予約購入したの場合は、6月20日〜21日に配達が予定されています。
「Pixel Tablet」のスペック
画面サイズ | 11インチ(10.95インチ) |
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本体サイズ (高さ×幅×厚さ) | 169mm×258mm×8.1mm |
重量 | 495g |
OS | Android |
チップセット(SoC) | Google Tensor G2 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 液晶 |
解像度 | 2560×1600 |
アスペクト比 | 16:10 |
画素密度 | 276ppi |
色深度 | 24bit(約1677万色) |
色域 | – |
輝度 | 500nits |
リフレッシュレート | – |
カメラ(前面) | 8MP(800万画素)、f値2.0、視野角84° |
カメラ(背面) | |
バッテリー容量 | 27 Wh (約7297 mAh) |
コネクタ | USB type-C 3.2 Gen1、 4ピン アクセサリ コネクタ(充電、データ転送、音楽出力用) |
認証 | 電源ボタンでの指紋認証 |
スピーカー | クアッドスピーカー |
Bluetooth | 5.2 |
Wi-Fi 6 | 対応 |
サイズと重量
画面サイズ | 約11インチ(10.95インチ) | |
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本体サイズ | 高さ | 169mm |
幅 | 258mm | |
厚さ | 8.1mm | |
重量 | 495g |
画面サイズはタブレット端末の標準的な11インチサイズ。
重量は495gとiPadシリーズなどのタブレット端末と比べると少し重めだが、500g以下と許容範囲だと言えるでしょう。
カラーバリエーション
- Porcelain(ポーセリン)
- Hazel(ヘーゼル)
の2色から選べる。
OSとチップセット
OS | Android |
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チップセット(SoC) | Google Tensor G2 |
Googleの純正タブレットなので、当然ながらAndroid OSを搭載。
チップセットは、Google製スマホのPixel 7シリーズと同じ「Tensor G2」を搭載。
ちなみに「Tensor G2」のベンチマークスコア(性能を比較するための指標)では、iPhone 11シリーズなどに搭載されている「A13 Bionic」と同程度になっています。
メモリとストレージ
メモリ(RAM) | 8GB |
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ストレージ(ROM) | 128GB/256GB |
どんなに高性能でもメモリ(RAM)の容量が少なければ、動作が重くなったりしますが、「Tensor G2」チップセットは8GB搭載とタブレット端末としては十分な容量であると言えます。
ストレージ容量(ROM)に関しては、128GBと256GBを選択することが可能です。
ディスプレイ
パネル | 液晶(LCD) |
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液晶パネルの方式 | – IPS方式? |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | 2560×1600 |
画素数 | 約410万画素 |
画素密度 | 276ppi |
アスペクト比 | 16:10 |
色深度 | 8bit(24bit) 約1677万色表示 |
色域 | – sRGB100%相当? |
輝度 | 500nits |
リフレッシュレート | – 60hz? |
Pixel Tabletのディスプレイは液晶(LCD)で、パネル方式についての詳しい記載はありませんが、おそらく「IPS方式」だと思われます。
解像度2560×1600で、アスペクト比は16:10。
アスペクト比16:10は、最近ノートPCで採用されることが増えている比率で、従来の16:9に比べて縦の表示量が少し増えるため、ブラウジングや事務作業がより快適になります。
画素密度は276ppiとiPadシリーズ(264ppi)よりも高い。
画素密度(ppi)は画質評価に用いられる数値で、この数値が高ければ1インチあたりの画素数が多く、より細やかで鮮明な表示が可能ということになります。
色深度(ディスプレイで表現できる色の数)は、赤・緑・青それぞれが8bitずつ合計24bitで約1677万色表示と標準的です。※8bit=28=256→「赤:256色 × 緑:256色 × 青:256色=1677万7210色」
画面の明るさを表す輝度は500nitsで、こちらもタブレット端末としては標準的です。
色域(ディスプレイで再現できる色の範囲)とリフレッシュレート(1秒間の画面の更新回数)については記載されていませんが、おそらくタブレット端末で一般的な「sRGB 100%相当の色域」と「60Hzのリフレッシュレート」だと思われます。
カメラ
前面カメラ | 8MP(800万画素)、f値2.0、視野角84°、1080p/30FPSでの動画撮影 |
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背面カメラ |
カメラは、前面・背面ともに800万画素で、必要最低限と言ったところです。
バッテリーとコネクタ
バッテリー容量 | 27 Wh (約7297 mAh) |
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コネクタ |
|
バッテリー容量は27Wh(約7297mAh)と11インチサイズのタブレットとしては平均的です。
充電は「USBポート」と「4ピン アクセサリ コネクタ」から可能で、USBポートは「USB type-C 3.2 Gen1」なので、最大データ転送速度を5Gbpsとなっています。
その他
認証 | 電源ボタンでの指紋認証 |
---|---|
スピーカー | クアッドスピーカー |
Bluetooth | 5.2 |
Wi-Fi 6 | 対応 |
付属品と関連アクセサリ
- 充電スピーカー ホルダー
- 電源アダプター(充電スピーカー ホルダー用)
- Google Pixel Tablet ケース
- Google Pixel Tablet対応ガラス製スクリーンプロテクター「Speck ShieldView」
- Google Pixel Tablet対応ケース「Speck StandyShell」
- 充電スピーカー ホルダー(近日発売予定)
付属品「充電スピーカー ホルダー」
Google Pixel Tabletを購入すると、「充電スピーカー ホルダー」とその「充電アダプター」が付属します。
「充電スピーカー ホルダー」は「Google Pixel Tablet」専用の機器となっていて、磁気でドッキングさせれば、「充電スタンド」や「スピーカー」として利用できます。
「充電スピーカー ホルダー」を利用した充電は最大15Wの出力となっています。
価格
Google Pixel Tabletの価格は税込で
- 128GB→79,800円
- 256GB→92,800円
となっています。
評価
ちょうどいい高性能Androidタブレット
Pixel Tabletでは、カメラ撮影など需要が少ない部分の性能を抑え、チップセットやディスプレイのように重要な部分の仕様は高性能となっています。
チップセットはGoogle Pixel 7シリーズにも搭載されている高性能な「Tensor G2」で、ブラウジング・動画視聴はもちろん、負荷のかかるゲームなどでもストレスのない動作が期待できます。また、ディスプレイも高仕様で綺麗な画質が期待できます。
コスパは「充電スピーカー ホルダー」の価値観で分かれる
コストパフォーマンスに関して言えば、Pixel Tablet本体というよりは「充電スピーカー ホルダー」の価値観で評価が分かれてくると思います。
Pixel Tabletでは、タブレットのみ購入という選択肢がありません。
つまり、Google Pixel Tabletの価格には「充電スピーカー ホルダー」も含まれているということになります。
「充電スピーカー ホルダー」の販売価格は1万7800 円(税込)ということから、タブレット本体の価格はおおよそ128GBは62,000円、256GBは75,000円程度と言えます。実際、Pixel Tablet本体のスペックを考慮してもこの程度の価格になると思います。
そのため「充電スピーカー ホルダー」が必要ない場合、コスパがかなり悪くなる点は考慮しておきましょう!