iPadにケースは必要?おすすめの材質や型などケース選びポイントを解説!

ケースって必要?

そもそもiPadにケースは必要なのか?

絶対に必要というわけではない。ケースだけにケースバイケース!

一般的には「落下時などの衝撃による故障を防ぐ」「えぐれ傷やすり傷を防ぐ」など本体保護のためにケースをつける場合が多いと思いますが、ケースを付けることで「重さや厚みが増す」などのデメリットもあります。

iPadを屋外へ持ち運ぶなら、ケースは利用した方がいい!

ケースを利用しないまま屋外に持ち運ぶことで、「砂埃で細かい傷が付く」「コンクリートなどの硬い地面に落として破損・故障」「カバンに入れている状態で傷が付いたり・圧力で壊れてしまう」と言ったリスクが必然的に高まってしまいます。

そのため、屋外へ持ち出すのであれば、なるべくケースを利用するのがおすすめです。

iPadのケース選びで重要なポイント

  1. 材質
  2. スタイラスペンやケーブルなどアクセサリ類の収納スペース

この3点をおさえて、自分にぴったりのケースを見つけてみましょう!

ケースの「材質」

現在(2023年4月時点)iPad用ケースの材質としては、ほとんどが以下の3つになります。

材質タイプ
TPU(熱可塑性ポリウレタン)ソフト
PC(ポリカーボネート)ハード
TPU+PCハイブリット

それぞれの特徴について簡単にまとめていきます。

TPU(熱可塑性ポリウレタン)の特徴

TPUケースは、しなやかさと硬さを兼ね備えており、着脱しやすく衝撃吸収にも優れたソフトケースです。

メリットデメリット
  • 衝撃に強い
  • 衝撃吸収に優れる
  • 着脱しやすい
  • 滑りにくい
  • 黄ばむ
  • 薄型の場合→耐衝撃性・衝撃吸収が低下
  • 厚型の場合→重くなる
〈TPUケースの注意事項〉
  • 薄型だと衝撃吸収がイマイチ

TPUケースは製品によって重量・厚さが異なり、軽量・薄型であるほど利便性が増しますが、本体保護する力は落ちるという点に注意しましょう。

  • 透明のケースは黄ばみが目立つ

TPUのクリアケースは早い人で数ヶ月、遅い人でも1年くらい使っていると、経年劣化や紫外線の影響で黄ばみが発生します。黄ばんできても保護性能に問題ありませんが、黄ばみが進むとコーラっぽい色になり、見た目はかなりダサい…。

PC(ポリカーボネート)の特徴

※以下PC(ポリカーボネート)をポリカと略しています

ポリカケースは、軽量薄型でありながら、衝撃に強いハードケースです。

ポリカは防護盾にも使われているらしい…。

メリットデメリット
  • 衝撃に強い
  • 薄くて軽量
  • 黄ばみにくい
  • 透明度が高い
  • 衝撃吸収ができない
  • 滑りやすい
  • 着脱しにくい
〈ポリカケースの注意事項〉
  • 衝撃に強いが、衝撃吸収は期待できない。

ポリカは衝撃に強く、カバーが割れてしまうことは滅多にないです。ただし、TPUのような柔軟性がないので衝撃吸収という点では期待できません。衝撃吸収がないと、落下などの衝撃でiPad内部が重大なダメージを受ける可能性が高まってしまいます。

TPU+PCの特徴

TPU+PCケースは、TPUポリカを組み合わせたもので、TPUとポリカを混ぜ合わせたものではありません。

  • 側面→衝撃吸収に優れた「TPU
  • 背面→薄くて軽量な「ポリカ

というように、それぞれのメリットを活かしたケースになります。

メリットデメリット
  • 耐衝撃・衝撃吸収に優れる
  • 軽量・薄型
  • 着脱しやすい
  • TPU部分が透明の場合黄ばんでくる
ケースの材質としては「TPU+PC」が最適か。

保護性能と利便性の両立が上手くできており、ほぼデメリットがありません。現状では、最も理にかなったケースだと言っていいでしょう。

ケースの「型」

ケースの「型」は大まかに分けると、以下の3つがあります。

  • 手帳型
  • シェル型
  • スリーブ型

「手帳型・シェル型」はiPadに装着したまま利用するケースですが、「スリーブ型」は本体を収納するためのケースになります。

手帳型の特徴

メリットデメリット
  • デザインが豊富
  • 全面を保護できる
  • スタンド機能があるためiPadを立てかけることができる
  • オートスリープ・オートウェイクアップ(画面カバーを開閉した際に自動で画面が自動でロック/ロック解除ができる)機能が使える
  • 画面カバーがあるため重み・厚みが増す

手帳型は「保護力」「デザイン性」「機能性」に優れたオールマイティーなケースなので、ほぼ全てのiPadユーザーにおすすめできます。

シェル型の特徴

メリットデメリット
  • 軽量
  • 画面カバーを開く手間が省ける
  • 画面が保護できない
  • スタンド機能がない
  • オートスリープ・オートウェイクアップ機能が使えない

シェル型は、手帳型と異なり画面カバーがなく、軽量なので「画面カバーの開閉が面倒な人」「ゲームやメモなどiPadを手で持ちながらの作業が多い人」などにおすすめです。

スリーブ型の特徴

メリットデメリット
  • ケースを装着したままでも利用できる
  • ペンや充電器なども収納できる
  • 他のケースを利用している場合、必要性が低い

スリーブ型は装着するタイプのケースではなく、収納するための専用カバンという立ち位置です。特に「ケースを装着せずにiPadを利用したい派」にはおすすめのケースと言えます。

アクセサリ類の「収納スペース」

スタイラスペンの収納には…

スタイラスペンを持っている場合は、ペンを装着・収納できる「ペンホルダー付きケース」をおすすめします。使いたい時にサッと取り出せ、使わない時はiPadと一緒に保管するので紛失も防げて非常に便利です。

ペンを磁力で装着できる場合でも、カバンの中で外れることがあるため、ペンホルダー付きケースがおすすめ!

充電器やケーブルなども収納したい場合は…

収納ポケット付きのスリーブ型ケース」はスタイラスペン以外にも、充電器・ケーブル・イヤホンなどのアクセサリ類をまとめて収納できます。特に、iPadを出先に持って行くことがある人は、1つ持っておくと重宝すると思います。

まとめ

  • iPadにケースは必須ではないが、外へ持ち出すならケースはあった方がいい
  • ケースの「材質」
    • TPU+PC」のハイブリッドケースは、デメリットが少なく非常におすすめ
  • ケースの「型」
    • 手帳型」→機能的で保護性能も高いのでほぼ全てのユーザーにおすすめ
    • シェル型」→ゲーム・メモなど手で持っての作業が多い人に向き
    • スリーブ型」→ケースを装着しないでiPadを利用する人におすすめ
  • 収納スペース
    • スタイラスペンを使う場合→ペンホルダーの付いたケースが便利
    • 充電器やケーブル・イヤホンなども一緒に収納したい場合→スリーブ型(収納ポケット付き)がおすすめ

おすすめのメーカーは…

それぞれ商品数が多く、デザイン・カラーバリエーションも豊富なので、自分好みのケースが見つかると思います。