iPadの画面保護フィルム多すぎ問題!
低反射、アンチグレア、ペーパーライク、指紋が付きにくい…
など「iPad フィルム」で検索すると、このような売り文句がいっぱい出てきます。
しかし結局、違いがよくわからず、考えるのも面倒なので、「1番安いやつでいいや」ってなってませんか?
それ、失敗かもしれませんよ。。。
目次
「反射防止」の有無が重要!
保護フィルムは反射防止(照明のギラつきなどの反射・写り込みを低減する)機能があるものとないものに分類できます。
反射防止の機能があるものは「非光沢(アンチグレア)」、反射を抑える機能のないものは「光沢(グレア)」と呼ばれます。
この2種類が、フィルムを選ぶ際に重要です!
非光沢(アンチグレア)フィルム
- 写り込み・反射を抑える
- 指の滑りが良い
- 指紋がほとんど付かない
画面が少し曇った感じになる
非光沢フィルムは「アンチグレア/ノングレア/反射防止」とも表記されます。なので、そのような表記があれば「非光沢」という表記がなくても、「非光沢フィルム」だと思ってください。
非光沢(アンチグレアの特徴は「表面がさらさら(ざらっと)している」という事にあります。さらさら(ざらっと)と感じるのは、表面が細かい凹凸状なっているからです。この凹凸状の表面によって、「画面に反射する光(ギラつき)を抑える」「画面をスワイプやフリックする時の滑りがよくなる」「指紋が付きにくい」というメリットになります。
反対に、デメリットは「画面に少しスモークがかかった感じになるため、画質が少し落ちる」ということです。
光沢(アンチグレア)はどんな人におすすめ?
非光沢(アンチグレア)は「画質をあまり気にしない・多少悪くなってもいい」ということを前提に、
- 「画面のギラつきを抑えたい」
- 「指紋で汚れるのが気になる」
- 「指がよく滑る方がいい」
などという場合の選択肢になります。
画面のギラつき・反射・写り込みは特に屋外で使用する場合に気になることが多いと思います。屋外での使用が多い場合は非光沢(アンチグレア)がおすすめです。もちろん室内でも蛍光灯の反射を抑えたいという人にもオススメです。

画面のギラつきが原因で目が疲れやすいという人は非光沢(アンチグレア)使ってみるといいかも。。。
ゲームアプリをする人は素早く指を動かすことが多く、指の滑りが重要になると思います。非光沢(アンチグレア)は指が引っかかるということがないので、指の滑りを重視する人にオススメです。
- iPadを野外で使用することが多い人
- 画面のギラつきで目が疲れやすい人
- 指紋が付くのが嫌・拭き取るのが面倒だと思ってる人
- ゲームアプリをよくする人
光沢(グレア)フィルム
- 透明度が高く画質が落ちない
- 反射・ギラつき・写り込みがある
- 滑りが悪い
- 指紋が付く・目立つ
光沢フィルムは「光沢」以外に「グレア」とも表記されます。保護フィルムの商品の中には、光沢(グレア)や非光沢(アンチグレア)といった表記自体が無いものもありますが、特に表記が無いものは「光沢(グレア)」フィルムという認識で結構です。
光沢(グレア)の特徴は、「表面がツヤツヤしている」という点です。光沢(グレア)フィルムの透明度が高いため、非光沢(アンチグレア)のように画質が悪くならないというメリットがあります。
反対に、デメリットは「画面の反射・写り込み・ギラつきを抑えられない」「指の滑りが良くない・引っかかることがある」「指紋がいっぱい付く」といったところです。
光沢(グレア)はどんな人に向いている?
光沢(グレア)は「画質が落ちるのが嫌だ!」という場合の選択になります。「画質を落としたくない」というのは、例えば、以下のような場合があると思います。
- YouTubeで動画視聴・primeビデオで映画鑑賞など映像を楽しむ場合
- 動画編集や画像の加工などで正しい色調を見る場合
iPadの使い方で「動画の視聴」がメインの人も多いとかと思います。よく動画を見る人は画質が悪くならない光沢(グレア)がオススメです。

非光沢(アンチグレア)は少し曇った感じが苦手で、目が疲れるという人もいるみたい。。。
光沢(グレア)フィルムの中には「指紋がつきにくいコーティングを施している」「撥油コーティングがされている」と書かれているものが多いです。しかし、コーティングされているからといって、完全に指紋を防ぐわけではありません。普通に指紋が付くので、過度な期待は禁物です。指紋を防ぐのであれば、やはり非光沢(アンチグレア)の方に軍配が上がります。
- 動画の視聴がメインの人
- アンチグレアの少し曇った感じが苦手な人
ガラスフィルムとペーパーライクフィルム
「iPad フィルム」で検索すると、
- ガラスフィルム
- ペーパーライクフィルム
主にこの2種類のフィルムが出てくると思います。これは、素材の違いになります。それぞれの特徴を見ていきたいと思います。
ガラスフィルム
- 傷がつきにくい
- 強い衝撃を与えても液晶画面をしっかり保護できる
- フィルムが厚めなので、若干の視差ができる
- 強い衝撃を与えると割れたり、ヒビが入ったりする。
「ガラスフィルム」はその名の通りガラスで作られた保護フィルムで、「衝撃に強い」「傷が付きにくい」というように、画面を守るための保護フィルムとして非常に優秀です。
ガラスフィルムには光沢(グレア)・非光沢(アンチグレア)の両方のタイプがあります。
フィルムを選ぶ際、商品の説明欄にフィルムの種類(光沢か非光沢か)が表記されていないものがあったりもしますが、そういう場合は基本的に光沢(グレア)フィルムだと思ってください。
- iPadを持ち運ぶことが多い人
- 何でもいいからとりあえず、保護フィルムを貼っておきたい人
ペーパーライクフィルム
- (書き・描き)心地がいい
- ガラスフィルムに比べると画面の保護する能力は低い
- ペン先が削れやすいので、交換頻度が高くなる
「ペーパーライクフィルム」はペットボトルと同じ「PET素材」で作られており、ペーパーライク[paper-like]という名前の通り「紙のような・紙に似た」フィルムになります。「Apple Pencil」などスタイラスペンを使って文字を書いてみると、紙に書いているかのような書き心地が味わえるのが特徴です。画面を衝撃や傷から守るというよりは「書き心地」に重点を置いたフィルムになります。
ただ、ペン先が引っかかるということは、ペン先が削れるということです。そのため、ペーパーライクフィルムではペン先の交換頻度が高くなります。
- イラスト・絵を描く人
- ノートを取る人
- Apple Pencilなどスタイラスペンをよく利用する人
この記事では、以下についてまとめています。