OPPO Pad 2のスペックまとめ。Dimensity 9000搭載、画面比率7:5が特徴的なハイエンドモデルのAndroidタブレット!

発売日

2023年10月20日

※2023年8月4日〜9月17日の期間、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」にて先行販売されていた。

OPPO Pad 2のスペック詳細

OPPO Pad 2
発売日2023.10.20
価格89,800円
付属品USB type-Cケーブル
ACアダプター (67W)
デザイン
長辺259mm
短辺190mm
厚さ6.6mm
重量約552g
本体カラーグレー
システム
OSColorOS 13(Android13ベース)
チップセット(SoC)Dimensity 9000
メモリ(RAM)8GB (LPDDR5)
ストレージ(ROM)256GB (UFS3.1)
※SDカードのスロット無し
ディスプレイ
パネル液晶
画面サイズ11.6インチ
解像度2800×2000
画素密度296ppi
アスペクト比7:5
色深度10bitカラー (約10億色) 表示
色域NTSC カバー率:96%
DCI-P3 カバー率:97.4%
輝度500ニト
コントラスト比
リフレッシュレート最大144Hz
タッチサンプリングレート120Hz/144Hz
カメラ
リアカメラ1300万画素
フロントカメラ800万画素
オーディオシステム
スピーカーステレオ ×4
Dolby Atmos、ハイレゾ 対応
マイク
バッテリー・充電
バッテリー容量9510mAh
急速充電最大67W (SUPPRVOOCフラッシュチャージ)
ワイヤレス充電非対応
充電時間約81分 (付属のACアダプター使用時)
接続・通信
SIM
NFC
コネクタUSB Type-C (USB 2.0)
Wi-FiWi-Fi 6
Bluetooth5.3
その他
生体認証顔認証
防塵防水

デザイン

画面サイズ約11.6インチ
画面占有率88.14%
長辺259mm
短辺190mm
厚さ6.6mm
重量約552g
本体カラーグレー

画面サイズ約11.6インチと標準サイズよりもやや大きめのタブレット端末。重さも500g以上あり「長時間手に持って使用する」というような場合は少し重たく感じると思います。

薄型でベゼル幅が狭くスタイリッシュなデザインで、背面の出っ張ったカメラ部分を中心とした円状の独特なヘアライン仕上げが特徴的です。また、エッジ部分は丸みのあるデザインで、ディスプレイとボディの継ぎ目には段差がほとんどなく、非常に滑らかな仕上がりになっています。

システム

OSColorOS 13(Android13ベース)
チップセット(SoC)MediaTek Dimensity 9000
[GPU:ARM G710 MC10]
メモリ(RAM)8GB (LPDDR5)
ストレージ(ROM)256GB (UFS3.1)
※SDカードのスロット無し

OS

ColorOS 13(Android13ベース)

OPPOでは「ColorOS」と言われるAndroidをより使いやすくカスタムした独自のシステムを搭載。

Androidユーザーの場合は特に違和感なく利用できると思いますが、iOSユーザーの場合はiOSのようにシンプルで簡単と言うわけではないので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

チップセット(SoC)

MediaTek Dimensity 9000
[GPU:ARM G710 MC10]

MediaTek Dimensity 9000のベンチマーク
Antutu1054884
Geekbench4288/1270
Unite4buy

Dimensity 9000は超高性能なチップセットで、高い処理能力を必要とするゲームはもちろん、マルチタスクなどもスムーズに動作します

RAM(メモリー)/ROM(ストレージ)

メモリー:8GB(+8GB*)
ストレージ:256GB

メモリ(RAM)はハイエンドモデルという点を考慮すなら、12GBあっても良かったと思います。ただし、OPPOの端末にはRAMの拡張機能*があるので、そこまで心配する必要もないです。

RAMの拡張機能

ストレージ(ROM)の空き容量が十分確保されている場合、その一部を使用してRAMを拡張できる機能。ただし、応答速度はRAMの速度とは異なる。

ディスプレイ

ディスプレイ仕様
画面サイズ11.6インチ
ベゼル幅約6.7 mm
パネルタイプ液晶
画面占有率88.14%
解像度2880×2000
画面比率7:5
画素密度296ppi
色深度約10億7000万色
色域NTSC カバー率:96%
DCI-P3 カバー率:97.4%
輝度500nits
リフレッシュレート最大144Hz

「ベゼル幅は狭く画面が広い」「高い解像度と色精度による鮮明で鮮やかな色彩表現」「144Hzの高リフレッシュレートにも対応」などディスプレイの完成度はかなり高いです。

また、タブレット端末は横向きでの使用が多いことから画面比率7:5は非常に実用的です。他の端末よりも横向き使用時に表示される情報量が多くなり「サイト閲覧」や「文書作成・表計算ツール」などの使用感もUPします。

カメラ

アウトカメラ
  • 約1300万画素(F値2.2)
  • 撮影モード:写真、動画、夜景、パノラマ、スローモーション、タイムラプス、ステッカー、テキストスキャナー
  • ビデオ:4K・1080P・720P/30fps
    • ズーム、電子動体ブレ補正(EIS)対応
インカメラ
  • 約800万画素(F値2.3)
  • 撮影モード:写真、動画、ポートレート、パノラマ、タイムラプス、ステッカー
  • ビデオ:1080P・720P/30fps (デフォルト:1080p/30fps、リタッチモードON)
    • 動画手ブレ補正対応

カメラの位置が横向きでの使用に特化

外側と内側の両カメラ位置が横向き時に中央になる仕様の端末は珍しいが、タブレット端末はスマホよりもサイズが大きく横向きでの使用も多いため、非常に実用的と言えます。

スマホのカメラよりも性能は劣るが活躍の幅は広い

基本的にタブレット端末のカメラは、スマホよりも控えめな性能になっており、OPPO Pad2のカメラに関しても同様です。とは言っても、「センターフォーカス(ビデオ通話中に顔を追尾する)機能」やタブレット端末では珍しい「ブレ補正」に対応するため、ビデオ通話〜フィールドワークまで幅広く活躍できます。

バッテリー・充電

バッテリー容量:9510mAh(36.99Wh)
高速充電:67W SUPERVOOC 対応

大容量バッテリーで最長12.4時間の動画視聴が可能。付属の充電アダプター利用した場合は約81分でフル充電、10分の充電で約3時間使用できる。

防塵防水

特になし(IPX2)

基本的にタブレット端末は、スマホのようにタフな使用を想定しておらず、防水・防塵性能がない場合がほとんど。

サウンドシステム

クアッドステレオスピーカー搭載
(Dolby Atmos、ハイレゾに対応)

生体認証

顔認証のみ(指紋認証には非対応)

ロック解除のパターンは[数字][英数字][パターンコード]から選択できます。

接続性

Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi6対応)
Bluetoothバージョン:5.3
オーディオコーデック:SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC
USBポートUSB Type-C
規格:USB2.0(最大480Mbps)

ハイエンドモデルであるもののUSB2.0とデータ転送速度が遅い規格となっているのは、少し残念なポイントと言えます。ただ、大容量のファイルを頻繁にやり取りするなどの特殊なケースを除けば、あまり気にしなくても問題ないです。

付属品と関連アクセサリ

同封物
  • 充電器*
  • USB Type-Cデータケーブル
  • クイックガイド
  • 安全ガイド(保証書付)

*充電器は「OPPO SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター 」で、OPPO公式オンラインショップでの価格は税込4980円。

関連アクセサリ
  • OPPO Pencil(ホワイト)
  • OPPO Pad 2 Smart Touchpad Keyboard(ブラック)

価格

OPPO直営店(公式オンラインショップ楽天市場店Yahoo!ショッピング店)での販売価格は以下になります。

  • 本体
    • 8万9800円(税込)
  • OPPO Pencil
    • 9980円(税込)
  • OPPO Pad 2 Smart Touchpad Keyboard
    • 1万6980円(税込)

ヨドバシカメラやビックカメラ・Amazonなどの正規販売店では、直営店よりも安く購入できる場合もあるので、検討中の方は要チェックです!

OPPO
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ライバル機種との比較

  1. Xiaomi Pad 6
  2. iPad 無印(第10世代)
  3. iPad Air(第5世代)
  4. 11インチiPad Pro(第4世代)

2024年1月時点では、この辺りがスペックや価格的にライバル機種と言えます。

iPad(第10世代)・Xiaomi Pad 6との比較

OPPO Pad 2Xiaomi Pad 6iPad(第10世代)
製品情報
発売時期2023年10月2023年7月2022年10月
モデルセルラー非対応対応
価格8万9800円4万9800円〜6万8800円〜
デザイン
本体サイズ(長辺×短辺×厚さ)259 mm
190 mm
6.6 mm
253.95 mm
165.18 mm
6.51 mm
248.6 mm
179.5 mm
7 mm
重量552g490g477g〜
カラーグレーグラビティグレー、シャンパンゴールド、ミントブルーシルバー、ピンク、ブルー、イエロー
システム
OSColorOSMIUIiPad OS
Androidベース
チップセット(SoC)Dimensity 9000SnapdragonA14 Bionic
メモリ8GB6GB4GB
ストレージ256GB128GB64GB/256GB
ディスプレイ
画面サイズ11.6インチ11インチ10.9インチ
パネルタイプ液晶
解像度2800×20002880×18002360×1640
画面比率14:1016:1059:41
≒14.4:10
画素密度296ppi309ppi264ppi
色深度約10億7000万色約1677万色
色域NTSC カバー率:96%
DCI-P3 カバー率:97.4%
DCI-P3sRGB
輝度500nits550nits500nits
リフレッシュレート最大144Hz最大60Hz
カメラ
アウトカメラ1300万画素1200万画素
インカメラ800万画素1200万画素(視野角122°)
バッテリー・充電
バッテリー容量9510mAh(36.99Wh)8840mAh28.6Wh
急速充電最大67W最大33W最大30W程度
その他の仕様
防塵防水なし
サウンドシステムステレオスピーカー ×4ステレオスピーカー ×2
生体認証顔認証顔認証指紋認証
接続性
Wi-Fi 6対応
5G対応
Bluetooth バージョン5.35.2
BluetoothオーディオコーディックSBC・AAC・aptX・aptX HD・LDACSBC・AAC・LDAC・LHDCSBC・ACC
USBポートUSB Type‐CUSB Type‐CUSB Type‐C
USB規格USB2.0USB3.2 Gen1USB2.0

iPad Air(第5世代)・11インチiPad Pro(第4世代)との比較

OPPO Pad 2Air(第5世代)Pro11インチ(第4世代)
製品情報
発売時期2023年10月2023年7月2022年10月
セルラー対応モデルなしあり
価格8万9800円8万4800円〜12万4800円〜
デザイン
本体サイズ259 mm
190 mm
6.6 mm
247.6 mm
178.5 mm
6.1 mm
247.6 mm
178.5 mm
5.9 mm
重量約 552g461g〜466g〜
カラーグレースペースグレイ/スターライト/ピンク/ブルー/パープルスペースグレイ/シルバー
システム
OSColorOSiPad OS
Androidベース
チップセット(SoC)Dimensity 9000M1M2
メモリ8GB6GB8GB/16GB
ストレージ256GB64GB/256GB128GB〜2TB
ディスプレイ
画面サイズ11.6インチ10.9インチ11インチ
パネルタイプ液晶
解像度2800×20002360×16402388×1668
画面比率14:1059:41
≒14.4:10
199:139
≒14.3:10
画素密度296ppi264ppi265ppi
色深度約10億7000万色約1677万色
色域NTSC カバー率:96%
DCI-P3 カバー率:97.4%
Display P3
輝度500nits600nits
リフレッシュレート最大144Hz最大60Hz最大120Hz
カメラ
アウトカメラ1300万画素1200万画素広角カメラ
1000万画素超広角カメラ
インカメラ800万画素1200万画素
バッテリー・充電
バッテリー容量9510mAh(36.99Wh)28.6Wh28.65Wh
急速充電最大67W最大30W程度
その他の仕様
防塵防水なし
サウンドシステムステレオスピーカー×4ステレオスピーカー×2ステレオスピーカー×4
生体認証顔認証指紋認証顔認証
接続性
Wi-Fi 6対応対応
5G対応
Bluetooth バージョン5.35.05.3
BluetoothオーディオコーディックSBC・AAC・aptX・aptX HD・LDACSBC・ACC
USBポートUSB Type‐CUSB Type‐CUSB Type‐C
USB規格USB 2.0USB3.2 Gen2USB4

まとめ

まず前提として、タブレット端末でのAndroidとiPadOSでは、iPadOSの方がメリットが多いです。

例えば「操作や設定がシンプルで分かりやすい」「ユーザーが多いのもあってか情報量が豊富で、ネットで調べれば大抵の問題は解決できる」など。

そのため、基本的にコンピュータ系が苦手な場合は「iPad一択そうでない場合は「Androidタブレットの選択もアリという感じがいいと思います。

OPPO Pad 2 の特徴 まとめ
  • Androidタブレットとしては数少ない超高性能モデル
  • 横向き使用時の作業効率や利便性がUPする画面比率7:5のディスプレイ
  • 画素密度の高い精細なディスプレイ
  • 色深度や色域が最高クラスで鮮明なディスプレイ表現が可能
  • 付属の充電器を使用すると、フル充電まで約81分最大67W)の高速充電が可能