最新iPad Air(第4世代)の発売が決定しました。。。!!

この記事では
- 第4世代iPad Airの強化された点
- 第4世代iPad Air とiPad Proとの違い
- どんな人にオススメか
についてまとめています。
前作iPad Air(第3世代)から大幅な強化
もともと「iPad Air」はiPadの中ではミドルスペックの機種になっていて、前作の「iPad Air(第3世代)」はどちらかと言えば、「iPad無印」に近いという感じの機種でした。
低(ローエンド) | iPad無印(第7世代) |
中(ミドルレンジ) | Air(第3世代)/mini(第5世代) |
高(ハイエンド) | pro 11(第2世代)/12.9(第4世代) |
今回発表されたiPad Air(第4世代)は「iPad pro」に非常に近付いたものになっています。前作の「Air3」から価格は上がったものの、性能が「iPad pro」に迫るものとなった「新型iPad Air4」は、ミドルレンジとハイエンドの中間の「ミドルハイモデル」と位置付けて差し支えないです。それくらい大幅に強化されてます。
ローエンド | iPad無印(第7世代)/(第8世代) |
ミドルレンジ | Air(第3世代)/ mini |
ミドルハイ | iPad Air(第4世代) |
ハイエンド | iPad pro |
強化点をまとめると以下のようになります。
- カラーバリエーションが増えた
- 画面サイズが大きくなった
- 指紋認証がトップボタンでできるようになった
- LightningからUSB type-Cに
- チップが強化
- スピーカーが左右に
- Apple pencilが第2世代対応に
- カメラが少し強化
詳しく見ていきたいと思います。↓↓
(1)カラーバリエーションが増えてよりオシャレに!
「シルバー・スペースグレイ・ゴールド」の三色がiPadの定番の色でしたが、今回新しく発売が決まった「Air4」では、以下のカラーバリエーションとなりました。
- シルバー
- スペースグレイ
- ピンクゴールド←NEW
- グリーン←NEW
- スカイブルー←NEW
出典 : Apple-公式サイト
新たに加わった「ピンクゴールド」「グリーン」「スカイブルー」で見た目の可愛さが増したのは間違いないです。
個人的には中身よりも見た目を重視するところもあって、今までに無かったオシャレカラーが出たことで「Air4」ものすごくいいなって思ってます。←ちょろくてすいません(笑)
(2)ベゼルレス化ですっきりとした見た目に!
新くなったiPad 「Air4」と「Air3」を見比べると一目瞭然。見た目が変わりました。ホームボタンが無くなり、ベゼル(画面のフチ)が非常に狭くなりました!
「iPad pro」と同様にベゼルレスとなり、画面サイズも「10.5インチ」から「10.9インチ」へと大きくなっています。
(3)ホームボタン式の指紋認証→トップボタンでの指紋認証に!
極薄ベゼル搭載となりホームボタンが廃止された「Air4」は従来のホームボタン式の指紋認証から、トップボタンでの指紋認証できる機能に変わりました。「iPad pro」と同様のFace ID(顔認証)の機能はついてないようです。
「新型iPad Air4」の発表前までは、指紋認証は「画面内指紋認証」ではないかとの噂が出ていましたが、トップボタンに指紋認証機能を埋め込んだ「トップボタン式の指紋認証」はさすがAppleと言ったところでしょうか。
いい意味で期待を裏切られました。
(4)LightningからUSB Type-Cへ
コネクタは「Air3」では「Lightning」が使われていましたが、「Air4」では「iPad pro」と同じく「USB Type-C」へと変更された。
「USB Type-C」はデータ転送や給電能力に優れており、最も能力の高い端子と言えます。
(5)A12 BionicチップからA14 Bionicチップへ
新しい機種が出るたびにほぼ毎回強化される「チップ」ですが、「Air4」には最新の「A14 Bionic」チップが搭載されています。
Apple-公式サイトによると、「A12 Bionic」チップと比較して「A14 Bionic」チップは、「CPUが40%の高速」「グラフィックも30%のパフォーマンス向上」など性能は問題ないなさそうです。
(6)スピーカーが左右に!
iPadを横向きにした際、「Air3」ではスピーカーは片側に2つでしたが、「Air4」ではスピーカーは左右に1つずつになりました。
片側からの音は聞き取りにくく、これが意外とストレスになるんです…
しかし、スピーカーが左右にあることで、音がバランスよく聞こえるようになり快適度は格段に増します。
普段からイヤホン等を使う方にとってはあまり関係のない事ですが、スピーカーにして動画を見るなど、スピーカーを使う機会の多い方にとっては嬉しい仕様になっていると言えます。
(7)Apple Pencil(第2世代)に対応
「Air3」では「Apple Pencil(第1世代)」に対応していましたが、「Air4」では「Apple Pencil(第2世代)」に対応となりました。
第2世代のApple Pencilは「ダブルタップでツールを切り替えられる機能」や「iPadの側面にくっつけるだけで充電が可能」など第一世代のApple Pencilに比べ、より洗練されたモノとなっています。
(8)カメラも少し強化
iPadで写真や動画を撮る機会は少ないとは思いますが…
カメラも少しグレードアップしていて、「Air3」ではできなかった「4K動画」の撮影ができるようになっています。
「iPad pro11インチ」との差
iPad pro 11インチ | Air4 | |
画面サイズ | 11インチ | 10,9インチ |
チップ | A12Z Bionic | A14 Bionic |
容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB | 64GB/256GB |
サイズ(厚さ) | 5,9mm | 6,1mm |
重量(Wi-Fiモデル) | 471g | 458g |
Promotionテクノロジー (リフレッシュレート) | あり 最大120GHz | なし 60GHz |
カメラ | 12MPの広角カメラ 10MPの超広角カメラ | 12MPの広角カメラ |
スピーカー | 4つ | 2つ |
認証 | Face ID | Touch ID(トップボタン) |
LiDARスキャナ | あり | なし |
大きな違いとしてPromotionテクノロジーの有無が挙げられます。
Promotionテクノロジー搭載の「iPad pro」ではリフレッシュレートを最大120GHzに設定ができるようになっています。(iPad pro以外は60GHz)
リフレッシュレートが「120GHz」と「60GHz」では
- 「スクロールの滑らかさ」
- 「Apple Pencilでの描き心地」
などが異なります。
実際、Apple Pencilを使って書いてみると、「120GHz」の方が遅延(ペンを動かした後遅れて描画される)が少ないです。
しかし、この遅延はペンを素早く動かした時に感じるだけであって、個人的には、文字を書くスピード程度だとiPad pro(120GHz)もその他iPad(60GHz)も特に違いがないように感じました。
ただし、これはあくまで個人的な感想なので、この違いは家電量販店などに行って、実際にiPadを触って確かめてみることをオススメします。
実際に触ることで「サイズ感」や「重さ」なども確かめることができるので、購入を考えている方は、一度実物を見ておいて損はないと思います。
「iPad Air 4」は価格が上がったが値段相応
機種モデル | 64GB 価格(税別) | 256GB 価格(税別) | |
Air3 | Wi-Fiモデル | 54,800円 | 71,800円 |
セルラーモデル | 69,800円 | 86,800円 | |
Air4 | Wi-Fiモデル | 62.800円 | 79.800円 |
セルラーモデル | 77.800円 | 94.800円 |
「Air 3」から大幅に強化された「Air 4」だが、値段は「Air3」から8000円の値上げとなりました。
プラス8000円で「極薄ベゼル」「LightningからUSB Type-Cに変更」など、よりiPad Proに近づいたとなればコスパは決して悪くないと思います。
しかし逆を言えば、あと少しお金を出すことで「iPad pro」に手が届くという捉え方もできます。
iPad pro11インチ | Wi-Fiモデル | セルラーモデル |
128GB | 84,800円 | 101,800円 |
256GB | 95,800円 | 112,800円 |
512GB | 117,800円 | 134,800円 |
1TB | 139,800円 | 156,800円 |
「Air 4」の256GBは「79,800円」で、「iPad pro11インチ」の同じ256GBは「95,800円」なので、Air4とpro11インチの実質的な値段差は「16,000円」になってます。
また、「iPad 無印」128GBは「44,800円」。「ipad pro11インチ」128GBは「84,800円」。無印とpro 11インチの実質的な値段差は「40,000円」です。
まとめると、以下のようになります。
「8,000円」の値上げをどう捉えるかは人によって違うと思いますが、個人的にはパワーアップしたことも考えて値段相応だと判断しました。
「iPad Air 4」オススメな人は
「iPad Air4」はどんな方におすすめか?
見た目にこだわる人
「ピンクゴールド・グリーン・スカイブルー」の3色がiPadで初のカラーになってます。こういったカラーが気に入った人は「Air 4」選んでください。
よく「性能」や「機能」を重視した方が良いとは言いますが、自分の使うモノになるわけなので、「見た目で気に入った」「デザインがいい」というのも選ぶ理由としては全然ありだと思います。
「iPad pro11インチ128GB/256GB」の購入を検討している方
「iPad pro11インチ」128GB(Wi-Fiモデル)の値段が「84,800円」に対して、「Air 4」256GB(Wi-Fiモデル)は容量が2倍あるにもかかわらず「79,800円」と単純に「容量が多く低価格」でオススメです。
ただし、上記でも触れましたが、「Air4」と「iPad pro11インチ」との差は確かにあります。
- 「カメラの性能がどうしても良くないとダメ」
- 「ディスプレイがPromotionテクノロジー(リフレッシュレート最大120GHz)搭載のiPad proじゃないと満足できない」
などという場合は「Air4」はお薦めできません。
しっかりと差を理解した上で、iPad proの機能は必要ないと判断した方には「Air4」がオススメです。
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