目次
iPad無印(第7世代)からの進化はチップのみ
出典:Apple公式サイト
iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
---|---|---|
画面サイズ | 10,2インチ | 10,2インチ |
高さ | 250,6mm | 250,6mm |
幅 | 174,1mm | 174,1mm |
厚さ | 7,5mm | 7,5mm |
チップ | A10Fusion | A12 Bionic |
重量(Wi-Fiモデル) | 483g | 490g |
重量(セルラーモデル) | 493g | 495g |
容量 | 32GB/128GB | 32GB/128GB |
主な変更点はチップが「A10Fusion」から「A12 Bionic」へとなったことです。
「A10 Fusion」はiPhone7に搭載されているチップで、2016年秋、約4年前に発表されたもので、性能自体は悪くないです。しかし、時代も進んで新しいチップも登場したことで、今回お役御免となったようです。
新型 iPad(第8世代)に搭載された「A12 Bionic」は、iPhone XR/XS/XS MaxやiPad mini/Air(第3世代)に搭載されているチップで、2018年秋に発表されたものです。性能は「A10 Fusion」より格段に良くなってます。
他に変わった点は、若干「重量が増えた」くらいでしょうか。重くなったと言っても数g程度なんで体感差はほぼないと思います。この違いがわかる人はたぶん変態です。(笑)
強化された点はチップのみで一見しょぼく見えます。しかし、値段は変化していないので、単純に性能が上がってコスパが良くなっています。
iPad無印(第8世代)とその他のiPad(Air/pro)との違い
iPad無印とその他iPadとの主な違いは以下の通りです。
- サイズ
- チップ
- コネクタ
- カメラ
- ベゼル
- ディスプレイ
サイズ
無印 | Air | mini | pro 11インチ | pro 12,9インチ | |
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画面サイズ(インチ) | 10,2 | 10,9 | 7,9 | 11 | 12,9 |
高さ(mm) | 250,6 | 247,6 | 203,2 | 247,6 | 280,6 |
幅(mm) | 174,1 | 178,5 | 134,8 | 178,5 | 214,9 |
厚さ(mm) | 7,5 | 6,1 | 6,1 | 5,9 | 5,9 |
iPadの画面サイズは「大きいサイズ(Pro12,9インチ)」、「標準サイズ(無印/Air/Pro11インチ)」「小さいサイズ(mini)」に分類できます。
「iPad無印」はiPadで最も「厚み」があります。iPad無印とその他のiPadの厚さの違いは1,5mm程度。すでに「Air」や「pro」を使っている人には厚く感じるかもしれませんが、7,5mmも相当薄いです。

むしろ「Air」や「pro」が薄すぎて不安になるレベル。。。
チップ
無印 | Air | mini | pro | |
---|---|---|---|---|
チップ | A12 Bionic | A14 Bionic | A12 Bionic | A12Z Bionic |
コネクタ
「iPad無印」はLightning端子、「Pro/Air」はUSB Type-C端子となっている。USB Type-Cは給電能力やデータ転送などにおいて、Lightningより優れた端子となっています。
カメラ
「iPad無印」のカメラの性能は決していいとは言えません。
ですが、そもそもiPadよりスマホの方が軽くてコンパクトなため、写真や動画撮影には向いています。なので、カメラの性能をiPadに求めなくてもいいかと思います。
ベゼル(画面のフチ)
出典:Apple公式サイト
「iPad無印」にはホームボタンがあり、ベゼル(画面のフチ)幅が広いです。
反対に、「iPad pro」や「新型iPad Air4」はホームボタンがなく、ベゼル(画面のフチ)幅は非常に狭く作られています。
画面のフチ(ベゼル)が狭くなることで、画面占有率(本体の大きさに対しての画面サイズ)が上がり、見た目もすっきりとしてスタイリッシュに見えます。
ディスプレイ
iPad無印と他のiPadを比べると「ディスプレイの差」が大きいです
出典:Apple公式サイト
promotionテクノロジー
promotionテクノロジーはリフレッシュレートを最大120GHzに設定できる「iPad Pro」に搭載されている機能です。
1秒間に何回画面が更新・書き換え(リフレッシュ)されたかという値です。120GHzでは120回画面の更新・書き換えが行われており、この値が高いほど画面の動きが滑らかになります。
フルラミネーションディスプレイ
フルラミネーションディスプレイでない「iPad無印」は、液晶画面とカバーガラスの隙間が広いため、画面の奥まった感じがあります。一方で、その他のiPadはフルラミネーションディスプレイを採用しているので、画面の奥まった感じは全くありません。
反射防止コーティング
「iPad無印」には画面の反射を抑えるコーティングがされていません。反対に、「iPad無印以外のiPad」は反射防止コーティングがされています。
反射防止コーティングは「画面のギラつき(反射・写り込み)」を少しだけ抑えてくれます。

完全に抑えてくれるという事ではないので、その効果は地味。。。
広色域ディスプレイ
「iPad無印以外」は広色域ディスプレイ(P3)が搭載されており、色の表現できる幅が広くなっている。

個人的には違いがわからないというのが正直な感想です。(笑)
True Toneディスプレイ
True Toneは周囲の環境光の状況に応じて画面の色合いを自動で調節して、目の負担を和らげる機能です。
iPad無印は劣っている点は多いが許容範囲
「iPad無印」は最も価格の抑えたエントリーモデルとなっているので、他のiPadに比べると物足りない部分は多いです。
しかしながら、Pro、Air、miniでできる作業や使い方は、基本的にiPad無印でもできます。iPad無印は最低限快適に使える機種で、Pro、Air、miniはより快適に使える機種といった認識でいいと思います。
iPad(第8世代)はあらゆる人に最適
iPad(第8世代)はエントリーモデルであるため、コストを抑えたい人向きです。大学生はもちろん中学生・高校生・iPadは初めてという方、あらゆる人にオススメできます。
iPadはスマホとパソコンのいいところが合わさったモノで、パソコンよりも手軽で簡単に使え、スマホよりも大きな画面で見やすいというのが特徴です。そして、多様な使い方ができます。
- メモ、ノートをとる
- イラストを描く
- 文書制作、表計算、プレゼン制作
- ネットサーフィン
- 読書
- 動画の視聴
- ゲーム
このような使い方を一つでもするなら、iPadはオススメです。
プレゼントとしてもオススメ!
iPad(第8世代)はプレゼントとしても非常に良いと思います。
子供の大学や高校の入学祝い、誕生日プレゼントなどとしても喜ばれること間違いないはずです。
また、コロナでこの時期なかなか会えない両親や祖父母とビデオ通話するためにiPadをプレゼントというのも素敵だと思います。
この記事では、以下についてまとめています。